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2007年3月10日 (土)

寅さんの挨拶

寅さんに聞いてみたい事があるのです。

寅さんは旅先でマドンナに出会い、そして

マドンナに別れる時、マドンナによく

言いますよね。

「何か困った事があったら、東京は葛飾柴又の

帝釈天の参道にとらやと言う団子屋があるから

訪ねるといい。ジジイとババアがやってるケチな

団子屋で、ろくな挨拶も出来ない連中だけれども

気はいいから」

寅さんの言う「挨拶」って何だろう?

とらやは商売をやっているから全員挨拶はうまい。

博だってうまいに決まっているし、

タコ社長だって税務署や銀行やお得意さんに

対する挨拶はしっかりしているハズなのだ。

でも寅さんは「連中はろくな挨拶も出来ない」と

思っているらしい。もちろんマドンナに謙遜を

しているのかも知れない。

でも謙遜にしろ何故「挨拶」にこだわるのか。

寅さんの言う「いい挨拶」とは一体

どんなものなのか。

映画で寅さんが時々見せる、ちょっと芝居がかった

あの挨拶が寅さん流のいい挨拶なのか。

でも久しぶりにとらやで出会った、幼なじみの

マドンナに「もしかして・・寅ちゃんなの?」と

聞かれて「トラでぇ~す」とオタオタする、

あれは何だろう。

「寅さん、寅さんの言う立派な挨拶って、

どういうのですか?」

頼めばきっとすばらしい挨拶を

見せてくれると思うのです。

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