探偵ナイトスクープ(タクワンを音なしで食べる) 6/13
私は時々、いやいや、かなり頻繁に
「日本に生まれて良かったなぁ」と
思うことがある。
しみじみ日本人で良かったと感じるのだ。
桃屋の花らっきょうを食べる時みたいに。
つまようしでシーハーやりながら。
いろいろ嫌な事件はあるけど、日本人は
基本的にはやさしくて、
大人しい民族だもんなぁ。
今回のナイトスクープはそんな風に思える
ほんわかした3本だった。
【タクワンを音をたてずに食べる】
タクワンくらい音をたてて食べても
いいじゃないか。
お茶漬けさらさら、タクワンぼりぼり、
音をたてて食べるところが
タクワンの醍醐味であって
タクワンの固さと自分の歯の丈夫なのと両方に
快感を覚えつつ
ぼりぼりと豪快に食べるのである。
むしろ「タクワンは音をたてて食べなさい」と
言いたいくらいだ。
でもそれは煩悩にまみれた俗世間の話で、
高野山などという恐れ多い修行の場所では
たとえ林間学校の中学生のガキんちょでも
許されない無作法な食べ方であるらしい。
落語だと、先々代の住職が亡くなる際に
「あ~、一度でいいからタクワンを音をたてて
ぼりぼりと食べてみたかった」なんて
いじらしい事をつぶやいて死ぬのだけれど。
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光明院の壁にかかっていた、先々代の住職の
写真ですが、ピントがぴったりで、まるで
生きているみたいだった。
遺影の写真は少しぼやけ気味がいいと思う。
ぼやけている方が何だか
有りがた味が増すような気がする。
「写真をとりますよ!、はい、坊主!」
タクワンを食べる音がするたびに先々代の
写真が大写しになる。
まるで先々代の住職がタクワンを音をたてずに
食べる研究に一生をささげた人みたいで
その功績が認められて、ごほうびに
写真がかざられているみたいだった。
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双子の坊主のワンペアに
幽体離脱をやって欲しい。
依頼者の14歳の女の子の、小坊主さんは
可愛いかった。
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