♪今日は「ダービー」うれしい~な! (6/1)
競馬ファンなら誰でもがそうであるように
「ダービー」の日は朝から落ち着かない。
訳もなく、そわそわする。
天気が良かったりすると
ますます落ち着きがなくなり、
子供の頃の運動会みたいに気もそぞろになる。
最寄の駅に着いて、
電車から降りると、我さきに改札口に
殺到して競馬場まで走り出す。
たまに慌てて転んでしまう馬鹿が
いても、笑う余裕のある者はいない。
みな自分の事で精一杯で、
人の不幸に構っているヒマはないのだ。
馬たちは多額の賞金と名誉のために走り
人間たちはそれを見るために
欲と運動会の朝みたいな気分で
競馬場まで走るのだ。
冷静なのは駅員だけだ。
「はい、危ないですから、お足元に
ご注意下さい、はい、ドアが閉まりま~す」
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「ダービーの日って、いいものですねぇ」
ラジオのいつものアナウンサーが
お花畑にいるような、うっとりした声で
解説者に同意をうながしている。
「一生に一度のことですから」
を、やたら繰り返す。
馬たちにとっては一生に一度の大切な
日であるらしい。
記念日、という言葉が頭に浮かぶ。
そう、「ダービー」は馬たちにとって
一生に一度しかない大切な記念日なのだ。
記念日であるからには、祝日である訳で
祝日であるからには、旗日である訳で
各家々の門には日章旗を飾らねばならぬ。
赤飯を炊いてお祝いをしなければならぬ。
今日という日は一生に二度とない大切な
日なのだ。
生まれてからコンニチまで大事に守って
来た純潔を捨ててしまう日なのだ。
「一生に一度のことですから」
そう、明日からは、もう、昨日までの
自分ではない。
生まれ変わった新しい私なのである。
これを記念日と言わずして
何を記念日と呼ぶのか!
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「馬場がやや重から良に回復しました」
良かった、良かった的に
まるで吉報みたいに言う。
やや重から良に回復したって、誰の判断だ?
ワインのソムリエみたいなのが馬場の
状態を観察して「ん、これは良になった」と
つぶやくんだろうか。
ワイン好きの川島なお美だって
「芸能人格付けチェック」で数十万円のワインと
数千円のワインを間違えてたじゃないか。
やや重と良の区別なんか出来る訳がない。
「ダービー」は「晴れの日」だから
競馬関係者のご祝儀なのだろう。
間に合って良かったですねぇ、みたいに。
ダービーに花を添えましたネェ、みたいに。
やはり競馬は「良」に限ります。
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まぁ、それはそれとして、
四位騎手は検量室の前でバンザイして
NHKマイルカップの時のように、また落馬
しそうになりましたね。
四位騎手としては折角勝ったのに最後
無様だった先日のリベンジのつもり
だったのだろうか。
股をしっかりしめていたけど、今日も
危なかった。
今日は辻本は居なかったなぁ。
こないだは何で居たんだ?「サタうま」?
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