「四つの嘘」と私の親戚自慢 (7/12)
私のバカ息子とバカ娘の話は忘れて
私の親戚がいかにスゴイか話せば
Aという親戚の家は三姉妹で、
ひとりは国連で働いています。
ひとりは北欧の大使館、
ひとりはフランスの大使館です。
Bという親戚の子供は
某有名ゲーム会社Nのフランス
支社のお偉いさんで
フランス人と結婚してます。
Cという親戚の子供は
某有名自動車メーカーTのカナダ支社の
お偉いさんでカナダ在住で
カナダ人と結婚しています。
Dという親戚の子供は
中国に国から派遣されてまして
中国在住です。
Eという親戚の子供は
東大からハーバード大に進学して
英語のかしら文字がややこしい国際団体
に属して世界中を飛び回っています。
Fという親戚の子供は
県会議員です。次は知事を狙ってます。
先輩の国会議員のあとを継ぐとも
言われています。
あとは、レベルは少し下がりますが
スゴイ連中がゴロゴロいるのです。
変わった所では、有名プロ野球選手が
います。それと時代をさかのぼると
第二次大戦で「中将」だった人がいます。
全員気性が荒くて、うちの家系の特徴なのですが
(ウチだけは圏外)
頭がきれて、負けず嫌いがハンパじゃない。
目なんてランランと輝いています。
そのなかで私のうちは、バカ娘は気ばかり強い
ヤンキーで、バカ息子は気ばかり強い登校拒否。
ふたりとも育てるのに苦労しました。
「四つの嘘」で次官候補のエリートが
主人公たちのあこがれの対象として登場しますが
あんなのウチの親戚にはゴロゴロいます。
すごいんだから、もう。やりにくい。