« 四つの嘘   #2 (7/17) | トップページ | ヤスコとケンジ  #2  (7/19) »

2008年7月19日 (土)

バニラ気分 (鼠先輩) 7/19

ジェロや秋元順子に対して、鼠先輩の音楽の
ジャンルはムード歌謡というらしい。

今日の「GO!GO!サタ」のゲストは渡辺謙の
息子の渡辺大と泉ピン子、
それに、我らが鼠先輩。

相変わらずガッチリ固めたパンチパーマに
ドンキで買ったダブルスーツ。両方の手首には
同じくドンキで買った「(今田)いまどき珍しい
金メッキ」のばったもんの腕時計が2個。

決まってるぜい、鼠先輩!

両足をがにまたにしてシビれる振り付けで
GIROPPONを熱唱される。
(今田)「意外なほどに歌、うまくないですねぇ」

しっつれいなコト言うな!ぽっぽぽっぽ、の
汽車に謝れ。ハトにも謝れ。ついでに
お客さんにも謝れ!←ダチョウ倶楽部のネタ

鼠先輩は35歳の遅咲きの苦労人である。
出身の岡山の高校でのエピソードを披露される。
「教室の先生の机を運動場の中央に運んだ」
「二人の先生の車のタイヤを四本すべて交換した」
「先生の傘の布バンド(マジックテープ)の布を
先生が新しい傘にかえるたびに切ってやった」

やることがホノボノしておられる!

高校は中退。金持ちの家で掃除などのアルバイト
をしている時、そこの娘さんを好きになり、
ぽっぽを申し込むが、断られ、
お父様から「身の程を知りなさい」と怒られる。

娘さんはその後、上京して六本木で働き始める。
(この金持ちの娘さんもただ者ではない)
鼠先輩は娘さんを追いかけて六本木へ行き
再びぽっぽを申し込むが、
恰好がダサイと言われて、ふられてしまう。

その後、歌がヒットするまでの人生が謎だ。
謎が多い人物である。叩けばホコリが出る的な。
何をしでかすか分からない雰囲気がある。
次のヒット曲を出すより、芸能界に適応できる
かどうか、そっちが気になる。

泉ピン子は最後まで目を合わさなかった。
(最後にチラッと鼠先輩を見た)
鼠先輩は目がマジだから。あの細い目から
発せられる不気味な光。
下水の配管からいきなり脚光を浴びた
鼠先輩、この先、どうなるのか、おそらく
予言できる人間はいないのではありますまいか。

« 四つの嘘   #2 (7/17) | トップページ | ヤスコとケンジ  #2  (7/19) »