太陽と海の教室 #1 (7/21)
長い「教師ドラマ」の歴史のなかでも
主人公の教師が海から登場したのは
初めてではないか。
両腕に溺れた二人の子供を抱えている姿を見て
私は一瞬ランボーかと思った。
スーツは着たままだし、
カバンも持ったままだったから?
砂浜から海へ飛び込んだのではなく
たぶん、上空のヘリから飛び降りたんだ。
そういえば、かすかにヘリの音がしてた。
パラパラパラ・・・と。
かぁ、潜水艦から人間魚雷で発射されて
たまたま子供が溺れているのを発見したので
新任教師のおみやげ代わりに子供を両手に抱えて
上陸したんだと思う。
撮影では織田は水ではなく本物の海水を
スーツにかけて授業をやったらしい。
北乃きいが「海水くさかった」と言ってた。
加山雄三やマイク真木じゃないんだから
何もそこまで「海のかおり」をさせなくたって。
どちらかといえば織田は山派でしょ。
子供を助けたのは名誉なことなんだからさ
生徒に尊敬されてもいいことなんだからさ
ちゃんとサッパリしたジャージにでも着替えてさ
もっと判りやすい授業をしようよ。
話がまるで理解できないもの。
禅問答みたいで。沢庵和尚じゃないんだからさ。
チェーンソーで看板を壊すんなら、一応
父親に了解を得ないと!
力でねじ伏せる教育方針なんだよなぁ。
きいちゃんの下着姿なんか痛々しくて見たくない。
理由は分からないけど、なんか、
下品に、下品に、ドラマを作ろうとしてない?
モップガールは簡単に「教師やめる!」なんて
言うけどさ、世間は不景気で大変なんだよ。
織田は戦車の前で笑ってた。
織田の過去なんかどうでもいい気がする。
明日は必ず海に帰って欲しい!海が待ってるぞ!
「お手」の息子はおやじを甘やかせすぎだよ!
船大工がなんだっつーの。
おやじもさぁ、息子の友達に土下座するなんて!
チェーンソーでチンポコを切り落として
やればいいんだ。