« 太陽と海の教室 #2  (7/28) | トップページ | シバトラ #4 鬼神完結編(7/29) »

2008年7月29日 (火)

あんどーなつ #4 (7/28)

たまたま入った和菓子屋で、その店の和菓子の
美しさや味にホレたとしてもだよ、

店の奥で和菓子を作っている職人さんが
梅吉さんのようなしぶいオヤジならいいけど、

よいとせのこらせの坂田利夫みたいな
職人だったら、苦労してまで
ついて行こうとは思わない、と思う。

「まいっちゃったよたまんないね 」
「サンキュー、便所マッチ 」

鰻屋の親方だって六平さんだから
サマになっている訳で、叱られて飛び出した
お兄さんも改心してまた店にもどったんだ。

あれがだよ、六平さんじゃなくて
ジョンジョロリンの坂田利夫だったら
100%、もどらないと思う訳ですよ。

「あんたバカね、オホホ」
「いえす、あいどぅー」

てことはですよ、
味にホレると同時に親方の人格にもホレる訳で
親方も弟子の前ではあんまり馬鹿な真似は
できない事になる。梅吉さんや六平さん
みたいに毅然としてないとイケない。

アホちゃうか?!
「うれしいぃ、うれしいぃ(喜ぶ)」
馬鹿ちゃうか?!
「だれがバカやねん!(怒る)」

これは結構疲れると思う。本当の人格者なら
いいけど、大抵の場合そうじゃない人だからね。
弟子の前では気が抜けなくて大変だと思う。

« 太陽と海の教室 #2  (7/28) | トップページ | シバトラ #4 鬼神完結編(7/29) »