痴漢 その3 (8/31)
痴漢騒動で私の団地では今日
緊急理事会が開かれた。
私は仕事なので、私と同じ防犯係のF氏に
出席してもらい、そのF氏と今まで軽く
酒を飲んでいた。
理事会は大変だったらしい。
あしたの朝から保護者が通学路のあちこちに
立って痴漢を警戒するんだそうだ。
「我々にもお願いしますと言われました」
F氏は少しゲンナリしていた。
私は、まさか、テレビを見る時間が少なく
なって困る、とも言えないので、
「我々は無理でしょう」
と婉曲に拒絶してみた。
でもそうもいかないらしい。
「交代でやりますか」と傷心のF氏。
朝は交代で、夜は適当に、という意味
らしかった。
「でも朝は車を置く場所がないでしょう?」
ムダな抵抗を試みる。
「学校の校庭を貸してくれるそうです」
「なるほど」
しばし沈思黙考。
ムダな抵抗はやめたまい!
子供みたいにテレビが見たいなんて
そんな考え、やめたまい!
あ~あ、意気消沈。
これから録画した平成教育委員会を見るところ。
また、睡眠時間を少し減らそうかなぁ。