セレブと貧乏太郎 #5 (11/11)
花嫁の行列が通るとすぐ沿道に人垣が
できる。
「まぁ、きれいだこと!」なんて声があがる。
花嫁がきれいだろうが、そうでなかろうが
関係ない。
何しろ普段の顔を知っているから
どのくらいのレベルかは大方察しはついている。
花嫁が美人でないのは百も承知、二百も合点、
正確に言えば、
「まぁ、今日はきれいだこと!」
「まぁ、ドレスのきれいなこと!」となる。
でもおめでたい日に
そんな本当の事を言ったりしたら
酔っ払った花嫁の父親から張り倒される。
ましてや、花嫁の行列を遮ろうものなら
「縁起が悪い」
と一族郎党から袋叩きにあってしまうのだ。
キンコメの警官はそれをやった。
自分で書いていて、何を書いているのか
分からなくなった。(段落)
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貧乏太郎が運転してたのは「パブリカ」でしょ?
FBIは火薬の量が多すぎる。
家ごと吹っ飛んだじゃないか!
もっと気をつけたまい!
「このドレスは誰が作ったの?」ってアリスが
きいてたから、たぶん国仲の力量を認めたんだ。
恋敵とも知らないで。
防空壕は危険だから埋めろ!って話だったけど。
手も足も出ない、「だるま食堂」のおやじは
ただ者ではない気がする。
あのパパラッチは有能だよね。
アリスが次にどこに行くのか、ヨミがよく当たる。
「どこから来たの?」的なー!
「またお会いしましたね!」み・た・い・なー!
麒麟は立ち退き料を貰ってたよね。
あの金はどうすんだろ?