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2008年11月18日 (火)

イノセント・ラブ  #5  (11/17)

佳音の兄の耀司は中々カッコいい。

おのれを犠牲にして、かわいい妹の
幸せだけを考えて、
雑誌記者の池田(豊原功補)を襲い、
パソコンのデータを削除したあと、
心療内科の病院に侵入して昔のカルテを焼く。

そして、すべての仕事を終えると、
「これ以上、何も思い出すな」
と妹に言い残して、潔く警察に自首する。

誰にも言えない秘密を胸にしまったまま、
ひとりでジッと耐えながら。
笑顔だって妹にしか見せない。

日本的な「男のダンディズム」だよね。
背中をまるめて警察に自首する姿は
長谷川伸の世界だ。
♪合羽からげて三度傘の世界だよ。
「関の弥太っぺ」「沓掛時次郎」の世界だ。

高倉健の唐獅子牡丹の世界だよ。
♪背中(せな)で泣いてる唐獅子牡丹~
      ↑
     くどい!
 「あんたの言いたい事は分かったから」

*****************
佳音は可哀相だけど
内田有紀はもっと可哀相だよ。

第5話まで台詞がひとつもないんだよ。
初めての経験なんじゃないの。
へたすると、ひとこともしゃべらずに
死ぬかも知れない。あんな美人なのに。
              ↑
            関係ない!

それと、私はね、
内田有紀の目が心配でさ。
開けっ放しでしょ。乾かないのかなぁ。

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