太田光 (クイズ雑学王SP) 上島竜兵(ごきげんよう) 2/5
爆問の太田は生放送になると
途端に芸人魂の血が騒ぐのか
人の癇にさわる様な自虐パフォーマンス
ばかりやり始める。
いわゆる馬鹿を演じて、よしとするのだ。
まるで、みずからの極限を試しているかの様な、
際限のない悪ふざけだ。
或いは、自分を第三者に見立てて、
第三者の目で
自分をあざ笑っている様な所もあり、
マゾというか、
ピエロの原点というか、
「ドーランの下に涙の喜劇人」というか、
観客から冷ややかな目で見られているのを
承知の上で馬鹿をやっているのである。
理知的な太田と馬鹿な太田の、このギャップ
を見てくれ、みたいな。
お前らに俺の笑いが理解できるか、みたいな。
挑戦的で、横柄で、独善的な笑いなのだ。
肝心のクイズは太田の馬鹿騒ぎのせいで
たった二問しか出題されなかった!
かたや、
「ごきげんよう」の上島竜兵は、
今日はいつもよりドーランを塗りすぎて、
帽子を脱ぎ捨てる、いつものネタをやると
額の色が二段階になってる。
首もそうで、首の途中まで日焼けのあと
みたいに線が出来てる。
しかも他のゲストがしゃべっている時、
鼻をほじって、あろう事か、なかろう事か、
その、鼻から抜いた指先に何かついているか
確認した!
夢を売るのが商売のタレントなのに!
人の話を聞いてないのを小堺につかれると
すがる様な目で小堺を見て
「観客席に知ってる人がいた気がして」
「やっぱり3人で出た方がいいですかね?」
なんて弱音をはく。
「芸能生活25年、代表作これといってなし」
「芸能生活25年、芸能界で人に頼られた
事は一度もない」
爆笑の太田とダチョウの上島、
私が大好きな二人です。