つばさ #80 (6/30)
ふってわいた様な「劇中劇」
しかも日本人の心に、しみいる様な
せみの声。
これは期待出来るぞ~~!
(舟が出るぞ~~!)
主役は主税(ちから←読みに無理がある)
ではなく芸者のお蔦(おつたと読むらしい)
しかもシュッとつばさのダブルキャスト。
たぶん美人薄命、若くして死ぬまでを
つばさがやって、加乃子はユーレイに
なり、主税(ちから←読みに無理がある)
に取り付いて、気を狂わせて、
「イッヒリーベディッヒ」の意味すら
分からなくしてしまうんだ。
くぁあ、楽しみだわ。
劇の途中から怪談話になるんだ。
お蔦の世話を焼く鳶の親方は腰を抜かして
加乃子ユーレイに2つ目の傷を
額につけられる。きっとそうだ。
女のドラマにすると「演出」が言っていたから
男どもは全滅するんだ。
特に主税(ちからと読む。ちなみに「徐に」は
じょに、ではなく、おもむろに、と読む。
テレビで覚えたマメ知識。私はマメしかない))
横道にそれたからもう一度、
特に主税はゆるせねぇ!
観客をみんな敵にまわして、
ただですむ訳がない!
(芸者にモテモテてトコがムショウに腹がたつ。
殺してもあきたらないヤツ))
こいつと、この恩師のジジィだけは
地獄のずんどこに突き落としてもらわないと
気がすまねぇ。
金曜日までが練習で、土曜日が本番だ。
今日は何曜日だっけ?
あれぇ?まだ火曜日だよ。
土曜日の本番まで長すぎる!
こりゃ何かあるな。
「演出」、こりゃ何かありますでござんすね。
それにしても、大根ぞろいの役者たちなのに
「演出」は落ち着いてる。
風格がある。