つばさ #84 (7/4)
♪あなたお願いよ、席を立たないで~
息がかかるほど そばにいて欲しい~
「劇中劇」は「ロマンス」だよなぁ。
山本学の後頭部にはローリーの
興奮した鼻息が終始扇風機の様に
かかっていたと思う。
「世界は2人のために」どころか何人だ?
愛を確認したい2人は何人いたんだ?
つばさと翔太。翔太とおっかさん。
加乃子と西城秀樹。加乃子と千代。
千代と山本学。つばさと真瀬。
竹雄は何故か「謎がとけた!」
みたいな顔をしてたから除外するとして。
わずか3幕にこの様な結末を予想して
いたとすれば「演出」は天才だ。
打ち上げでも、クールに笑ってた。
インテリはカッコいい!
ひとり達成感に、ひたっているんだ。
ロナウ二郎みたいにビール飲んで、
Tシャツの腹出して、刀を振り回したりしない。
インテリは知識が邪魔して、そういう事はしない。
劇の成功を祝して静かに笑うばかりだ。
カッコいい!
「劇中劇」は、
台本の段階から、こういう結末だったの?
途中でアドリブが相当入ったよね。
あみだくじ、みたいなもんかな?
ちゃんとした台本は「演出」が作っている
のに、アドリブの大安売りで
あみだくじの右へ左へ、
結果、こういう見事な結末になったのか
わたくし、←ローリー調
よく内容が分かりませんでした。
千代と山本学の愛、
老いらくの恋つーの、枯れた、いい感じの、
あれは映画のラストシーンだよね。
どこまでが劇なのか、あいまいだった。