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2010年2月 1日 (月)

笑っていいとも!(空想科学読本 ・柳田理科雄) 2/1

「せまハカ」のコーナーに

例の、夢のない科学者である柳田理科雄先生が
出演していた。

本日の講義の攻撃目標は得意科目の
「ウルトラマン」

ウルトラマンが一瞬で巨大化するのは
科学的に絶対に無理だという内容でした。

細胞分裂に要する時間を考えると
ハヤタ隊員が変身して
身長40メートル
体重3万5,000トンの
ウルトラマンになる為には
9時間半は必要である。

よって、

怪獣が現れてから変身していたのでは
とても間に合わない。

しかもウルトラマンの持続時間は3分間である。

では地球は怪獣たちによって滅亡してしまうのか?

ひとつ良い方法があって、

まずハヤタ隊員を190人用意して
3分おきに変身させていけば
常にウルトラマンが
1人は待機している状況になって
地球は守れるのだそうだ。

190人を並べるとちょうど右肩あがりの
直線になる。

ただし変身中の多くのウルトラマンたちが
安全に変身できる様に
地球防衛軍が守らないといけないそうで
ここがやや不便。
でもまぁ、地球を守る手段があって良かった。

ウルトラマンのスペシウム光線は可能か?の質問に
先生は可能であると答えられた。

何故なら、蛍の発光現象がある。
その成分を大量に集めて使えば可能である。
ただしそれだけでは力不足なので
電子レンジのマイクロ波みたいなのが必要、
それも強力なヤツが!

ウルトラマンがマッハ5で飛ぶ場合、
3分の制限時間内では
東京から仙台、名古屋くらいまでしか行けない!
しかも仙台についた途端にハヤタ隊員に
もどってしまうという悲しい事実がある。

ウルトラマンは意外に役立たずなのだ。

さらにマッハ5で着地した場合、
マグニチュード5の地震が発生して
半径100kmが震度5になるらしい。
(着地するときはウルトラマンも減速するから
 これはあまり心配する必要はない)
  ↑せめてもの、嬉しいお知らせ

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