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2010年2月18日 (木)

グータンヌーボ (江角マキコ 復帰!) 2/17

「8番ホームにエスミ・デラックス号が
 入ります。非常に危険ですから
 白線の内側までお下がり下さい!」

****************

江角の姉御の出所祝いだから、
本来なら子分どもが先に来て待って
いなければならないのに、

江角の親分がシャバが久しぶりで
塀の中では黙っている事が多くて
溜まっている物が多く、

一気にはき出そうと「いれこんで」いた
ために、出所祝いの会場に
一番乗りしてしまった。

でも久しぶりのシャバの空気でご機嫌はいい。

遅れて新入りの潤が来たので、

「何故うちの組に入ろうと思った?」
「若けぇうちは出来ないと思う事でも
 挑戦する気持ちがないとダメだぞ」

と貫禄の説教をたれる。

潤は伝説の姉御の前で萎縮してしまい
いつもの大口をあんぐり開ける事もなく
唯々諾々として聞いている。
もとより口答えなどする度胸はない。

そこへガチャガチャと大政小政が到着する。

大政の松嶋は
「姉御は体形がちっとも変わりやせんね」
などと、みえすいた、おべんちゃらを言う。

「塀の中は退屈だから腹筋を鍛えていたのよ」
と姉御が上機嫌で答える。

大政の松嶋は
「ダチ公の出産のVTRを見て、子供と一緒に
 血がドバッと出たので貧血を起こしやした」
などと、意気地のないエピソードを披露する。

「それは人それぞれだわさ、気にするこたぁねぇ」
と、お優しい、お言葉。

小政の優香は
「極道の妻たちを見ていると結婚したくなくなり
 やした。このまま一本どっこでもいいかなと
 思うようになりやした」
と、せつない心中を姉御に相談する。

「優香は羊の仮面を被った狼だからな。
 指の隙間から幸せが逃げて行く気がする。

 ウチの組でも優香を追い抜いてどんどん結婚
 して行くからな。優香はウチのハルウララ
 ってことかぁ、げらげら・・」

新入りの潤が
「ハワイでは14歳の子が子供を生みやした。
 ビックリって感じでやんす」
と生まれ故郷の縄張りの報告をする。

「おめぇは結婚しねぇのか?」
と姉御のお言葉。

「恐れながら申しあげやす。最近、結婚しても
 いいかな、と思う様になりやしてごぜーやす」

姉御エスミ・デラックス
「てぇーことは、優香よ、おめぇまた
 追い抜かれそうだな、げらげらげら・・」

宴たけなわながら、マツコ・デラックスの
挨拶も受けなくてはならない姉御は

慌ただしく子分どもをせき立てて
宴会場を後にしたのでございます。

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