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2010年4月13日 (火)

ゲゲゲの女房  #14  (4/13)

お嫁さん、婿殿、双方に

言うに言えない弱味があるので、

かなり乱暴とも思えるスケジュールで
結婚話しが進められていく。

(相撲の行司)
    「時間です!
     待ったありません(待ったなし)
     手をついて!
     見合って、見合って」

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「早くして!早く、早く!」

は、詐欺師の常套手段だ。

相手に考えさせる暇を与えないのだ。

どさくさに紛れて利益をかっさらって
だまされたと気づく頃には、もう遅い。

「早くして!時間がないんだから!」

ドラマは御めでたい結婚話だから

まるで違う例えだけれど

ちょっとだけ似た雰囲気がないでもない。

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質屋の主人は魅力的な職業である。
私の「あこがれ」といってもいい。

もったいぶった
ポーカーフェスで「物」をながめて

ついでに客の人相風体を
メガネをずらした上目づかいでチラリと観察して、

断固として値段をつける。

立場は当然、金に困っている客よりも上である。

取引のイニシアティブを握っている快感。
不幸な人間を手の内に入れている優越感。
「コイツを生かすも殺すも」自分次第だ。

風呂屋の番台や
古本屋の店主も魅力的な感じがする。

「おせんべつ」がネクタイ1本か。
  ↑ケチなオヤジにしては勉強したな!

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水木しげるの母は
顔がまるくて、目がまるく、メガネがまるい。

からだつきも何だか、まるい。

気性は競馬でいうなら
遮眼帯をつけた馬のようだ。
前しか見えていない。(いまのところ)

実に可愛くて、抱きしめてあげたくなる。

せんべいは音をたてて食べるのが正式なんだ。
料理とは「味」に「うつわ」に「盛り付け」
それと、食べる「音」か。
「匂い」もだよな。

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