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2010年6月10日 (木)

ゲゲゲの女房 #64  6/10

雨の夜、しげるが不思議な体験をした話
ですが、

墓場だって不景気だと思います。

したがいまして、

しげるは通行料を払わされたのだと
思います。

帰り道をショートカットしたのでしょ?
通行税は必要です。

しげるはそのシステムを知らなかったから
中々墓場から出られなかった訳であります。

戌井さんから貰った金は札束だったのに
布美枝には小銭がパラパラだった。
通行料の残金です。おつりですね。

今頃は、あの札束、木の葉になってる。

墓場の住人たちの多少のからかいも
あったかも知れません。
何しろ退屈してるから。

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雨に濡れたら、まず乾いたタオルで
頭と体をよく拭かないと、風邪ひくよ!

足も洗わないと、蒲団がよごれるよ!

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「居留守を使っても全然、平気ですよ。
 何度でも来ますから。
 それが私、集金人の仕事です。
 ねぇ、赤ちゃん!」

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戌井さんの奥さんは
ひとつの事しか考えられないんだと思う。

「雨」「水木さんが濡れる」「そうだ傘」

しげるがどんなにいい人でも
普通は「片腕」の印象は強烈だと思うけどなぁ。
決して、うっかり忘れたりしないと思うよ。

もしこれが実話だとしたら
親切というよりも
少々ホラーな感じがする。
「夜」「突然の雨」「自転車で濡れる」
「傘を片腕の男に貸す」「断りの優しい言葉」
「断りの意味が分からず帰宅する奥さん」
「夫に訳を聞かされ、思い出し、背筋に悪寒」

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