ガキ使 (ハイテンション・ザ・ベストテン・塚地) 11/21
<<ハイテンション・ザ・ベストテン>>
第6位 しょせん男は・・ドラドラ塚地
ライザ・ミネリの
キャバレーみたいな恰好して必死だ。
黒いハットにステッキに網タイツ。
演技、開始。
舞台はたぶん場末の飲み屋だろう。
(アメリカ的な)
ダンスをウケようとして必死なのではない。
生活がかかっているから必死なのだ。
これしか自分にはとりえがないと思っている。
生活は苦しい。
だからこれがコケると大変な事になるのだ。
落ちる所まで落ちてしまうのだ。
女に生まれて最も不幸な現実になってしまうのだ。
だから必死にこの仕事をがんばる!
体をはって、酔った男どもの嘲笑にたえながら。
(ダンサーとしては少し、とうがたっている)
(若い頃はダンスで生活できて、
いい時代もあったに違いない、けど
今は悲しいかな、年齢がそこそこいってる)
「世の中の男どもよ
こうすりゃええんやろ?!知ってるでぇ!」
キャリアが豊富だから
男がどうすれば喜ぶか
知っていると言うのだ。(極めて挑発的)
ハットで顔を見えかくししたあと
ステージに投げ捨て
ステッキも投げ捨て
「こうすりゃ、ええんやろ?!」
と太い腰を大きく左右に振る(網タイツが扇情的)
シャツを脱ぐ(だだし失敗、下には黒のブラ)
「私にはこれしか夢はないねん!
両親とも、もう、仲良くないねん!
これしかないねん、仕事!
他の仕事ができへんねん!
他の仕事ができへんヤツやで!
だからこうすりゃ、ええんやろ!(腰をふる)
こうすりゃこうすりゃこうすりゃええんやろ?!
(ポールダンスで怪しく腰をくねくねさせる)
こうすりゃこうすりゃこうすりゃええんやろ?!
これでもあかんって事はぁ~~~
結局うー、ろっとせ」
↑?
惜しい事にオチが聞き取れなかった!
(無念!いい女だったのに!オチが・・)
6位とせ、か?
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昔、本屋に、
「ああもしたい こうもしたい」
というタイトルのエロ本があったけど
この本は男の側からの切実な願い、
だとすれば
塚地のは、女の側からの挑戦状だ。
「こうすりゃええんやろ?!知ってるでぇ!」
このハイテンションが
第1位でも良かったのではないか。
素晴らしかったと思う。