デカワンコ #6 (2/19)
門馬警部がワンコの部屋を訪ねて
スーツの膝にクッションのせられるトコ
笑うよなぁ~
固いこと言うようだけど
漫才やコントは何秒に1回お客を笑わせろ
っていうけど
「デカワンコ」はまさにそれだよね!
何秒に1回は笑える!
好きだわ~
このままブレずに最後までいって欲しい!
小説の「坊っちゃん」読んだとき
ページをめくるのがドキドキでさ
先を早く読みたいんだけど、早く読めば
それだけ早く「坊っちゃん」が終わって
しまう訳でしょ。
急いで読むのがもったいなくってさ。
最大の楽しみがだんだんなくなるみたいで。
「デカワンコ」はあれと同じだよ!
こんな事、誰にも言えないのがくやしい!
******************
ゴスロリファッションの男たち
あれなに?
あっ!そうか!
私がここにこんな気持悪いこと書いてるのと
同じ気持なんだきっと。
誰にも言えず人知れず楽しむ同好の友達。
私には「デカワンコ」の友達すらいないんだよね。
幸うすい人生だよ。
******************
たこ焼き屋のたこ焼きさばき「うまい!」な。
さすがプロの早業だ。
あれじゃタコも気付かない間に
たこ焼きにされてる。
ワンコの場合、警察手帳を見せても誰にも
信じられない。
本人が「私は刑事です」って言ってるのだから
刑事に違いないのに!
四角に穴をあけた画用紙をもって顔にあてれば
いいんだと思う。
画用紙に棒をつけて。
黒のスーツに長い黒髪の
ワンコを見た時はゾッとした。
女は魔物だ!
いくつもの変身が可能だ!
あれはワンコであってワンコじゃない!