笑っていいとも!(川越達也・カリスマシェフ)
本日のテレフォンアナウンサー
入社4年目生野陽子
「タモリさん、今日のゲストの方なんですが
以前料理番組を担当させて頂いていて」
「見てたよ」
「ホントですか?お久しぶりなので
すごく楽しみです!」
「やってる間少しも上達しなかったよねぇ」
「そ・・そうですね、はい、頑張ります!」
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「じゃあ参りましょう、先週の藤原紀香さん
からのご紹介で初登場川越達也さんですどうぞ」
※観客悲鳴。それに深々と礼をする。
「お久しぶりです!」
※生野アナにも手をふる。
「すいません一応料理屋なんですが
一応ポスターを」
※僕の好きなパスタソース(観客ほーー!)
「21日にパスタソースが2種類
発売されましたので」
「ああそうですか」
「全国のスーパー、コンビニであります、
よろしくお願いします!」(拍手)
「最近ミートソースってないよね?」
「ないですか?あ、確かにないですね、はい」
「ないでしょう? 貼っといて頂戴!」
※花の紹介
「多いですね、やっぱり食品関係がね!」
※ロビーにも来ている
「ありがとうございます」
「紀香ちゃんから直筆のがきてますよ。」
※紀香の手紙を朗読する
「直筆できてます」
「きれいな字で」
「ねぇ。(生野アナは)全然上達しなかった
ですね!?」
「ええでも2年目に入ったらね」
「ええちょっとづづ」
「(フライパン)の振り方とかね」
「ええ教えて頂いて」
「作ってんの?そのあと自分では?」
「まぁ、週に1回くらい(笑)」
「やってないな!」(観客笑う)
「頑張ってます時々」
「料理に興味を持ったのは最初いくつくらい?」
「えーと幼稚園なんすけども」
「幼稚園!」
「はい、田舎九州宮崎なんですねボク。で近所は
ホント田んぼとか野原とか畑で育ったんです
けどもこういう例えばお花もそうですけど
こういうの見るとゾクゾクする子供でして」
「へぇ~」
「色とか」
「ああ色どりとか?」
「はい、いびつな形の石ころとか」
「石ころ!?」
「ええ、枝とか」
「枝!?」
「はいだからそういうの集めて来ては弁当箱に
詰め合わせしてみたりして」
「石ころを?へぇ~!」
「小学校にあがる前から」
「それはお弁当を意識してやってたんですか?」
「たぶん当時はお弁当だったと思うんですけども
何でしょうねこのカラフルな感じとか」
「形とか?」
「はいとにかく曲がったものが・・・」
「曲がったものが大好き!?」(観客笑う)
「曲がったものが好きでたまらなくゾクゾク
してくる子供で、小学校に入って3年生の時に
チャーハンを友達にふるまったのが
初めてですね」
「へぇ、小学校3年でチャーハンっていうのは。
チャーハンに始まりチャーハンに終わると
言われた位、基本中で一番難しいですよね」
「難しかったでしょうけども・・」
「小学校3年で!?」
「そうなんですよ」
「何で作り方知ってたの?」
「たぶん母親が今思えば料理がすごく上手な
母親で、なんて言うんでしょう、料理が
出来る子供じゃなくて、料理が何となく
わかる子供だったんでしょうね。例えばですね
ケチャップとマヨネーズとウスターソースを
小さじ1,1,1,足すと、食べてもないのに
こんな味になるんじゃないかと、音感みたいな
感じで分かる子供だったんですよ」(ほー!)
「あのねそれねボクも料理好きだから色々
聞いてんですけどね、一生というか、
今までに3回くらいあるんだよ、料理を考えて
出来上がりの味が想像できたのは!で、
作ってみると同じ味がしたんですよ。
それ、小学校の時に分かったの?」
「分かったんですよ」
「すごいね!」
「ちょっと生意気な小学生で、あの給食とか
やっぱり学校の食事ですから調味料とか制限
されてるじゃないですか。ここにちょっと
お醤油を足せばもっとみんな美味しく
感じるのにとか」
「小学校の時!」(笑い)
「そうなんですよ、あと30分煮あがを止めて
あげればパサパサせずに美味しいシチューなのに
とか」
「イヤな小学生だねぇ~」(笑い)
「いつも思ってましたね、あと、うどんが大好き
なんですけども、おふくろがうどんを作って
くれたトッピングに小口の小ネギがないと
ちょっと機嫌が悪くなる子供で、たぶん色どり
なんでしょうね」
「へぇ~、そんで3年の時チャーハン作って
大成功した訳ですか?」
「その時友達が3人だったんですけどもまあ
キャッキャッキャッ喜んでくれて、あ、美味しい
ものを作ると人って喜んでくれるんだと、
そこの思いと幼稚園の時のいびつな物を見て
ゾクゾクする感じとがつながったのかも
知れません」
「料理とお笑いと似てるのはウケるとこっちは
嬉しいんですよね」
「ええ似てます」
「料理もねぇ、美味しいと言われるとそれだけで
嬉しいんですよ!料理人になるのはいつ頃
決めたの?」
「最終的には18歳の時に決めたんですけども
まボクはこれでも宮崎の本庄高校という勉強は
そんなに頑張らなくていい高校だったんですけ
ども、あの、野球部で真剣に甲子園をめざして
やってました。だから小学校中学校高校と
10年間かな?真剣にやってたんですけども」
「中学高校の時は料理はお休みしてた?」
「お休みして、まぁ、背格好が思春期というか
高校生になるまで自分がどれ位大きくなるか
分からないじゃないですか?」
「俺、187の予定だったんだよ!」(笑い)
「予定だったんですか?」(笑い)
「大幅に下回ったんだよ!」
「だから真剣に野球をやれば、ごはんを食べれば
牛乳を飲めば大きくなって野球選手に
なれんじゃないかと思って真剣にやってたんで
すが、ま、お昼どきですけど、牛乳飲んでも
おなか下したりとか、ごはん食べてもそんなに
伸びなかったんで、じゃあ野球選手は無理だと」
「無理だと思ってじゃあすぐ料理だと思ったの?」
「そうなんです。たぶん自分で食べてくスベと
いうか手に職をつける仕事は何かな?と
思ったときにスポーツ選手とか、大して歌は
うまくないんですけどそういう歌とか
料理も含めてですけどそういう仕事が出来たら
いいなとは思ってました」
「そん時にもうイタリアンと決めてたの?」
「いや違うんです。専門学校がフランス料理を
専攻してまして5,6年フランス料理を
やってたんですけども神戸で働いている時に
東京に来なければいけない事情があって
そこで初めてイタリアンをかじりました
というか教わりまして
あ、イタリアンって、パスタとかリゾットとか」
「曲がってますね!?」(笑い)
「はい確かに。で、フレンチにはない炭水化物の
料理があったので、あ、これも勉強しとこうと
でイタリアンに入った所やっぱり麺が好き
なんでしょうね、ごはんが好きなんでしょうね、
で自分のお料理の中に、フレンチの中に、こう、
イタリアンテイストを入れる傾向になった
んですね。だから今は店名がタツヤカワゴエ
それだけなんですが一応イタリアンのシェフと
分けてもらってるんですが、あえて
リストランテとかかんむりをつけてないのは
自分のボクのお料理ってことで、はい」
「料理人になって初めて店を任されるじゃない
ですか。それはいくつだったんですか?」
「ええ~24でした」
「早いね!」
「まぁお料理ってもちろんお料理がちゃんと
出来なきゃダメなんですけどもサービス業
ですから接客とか受け答えとか電話の応対も
全部ふくめてそこの店を一軒任せてもらう
って事なんで」
「従業員の指導とか指示とかもあるんですよね」
「はい、ですから独立はちょっと早かった
ですよね」
「24でね~、日本料理の方は?」(急に音楽)
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イマつぶ
料理で女性を口説いたことありますか?
「店にしのびこんでデザートとか盗んで
彼女にプレゼントした事はあります」
「それ効果ありました?」
「もちろん!」(おー!拍手)
アンケート
「自分がプロデュースしてるこんやに行った
ことのあるひと」(結果0)
友達
いとうあさこ