人志松本の○○な話 (期待しないで聞いてほしい話/ 私の場合)
私の <期待しないで聞いてほしい話>
↑オチのない話しの意味
①私の友達で
極めて常識のある
間違っても下ネタなんか言わない
でも社交的で男らしい
明るくて、柔らかい堅物みたいな人
がいるんですが
突然、私に言うのです。
「○号棟によく当たる霊媒師のかたが
いるよ」
そんな事を言う様な人ではないので
耳を疑いましたが、
「あなたには馬が取り付いています!」
と言われたそうで、
馬?
兄貴という人とお寺みたいな所に連れて
行かれてお祓いをしてもらったら
板敷きの本堂で上半身を床板に叩きつけ
始めて(その人が)両手が血だらけに
なり、
兄貴という人は「連れて来なければ
よかった」と後悔したらしい。
霊媒師を紹介したのは兄貴だったそうで
すぐに家に連れ戻って(心配で)
そしたら霊媒師もついて来て
家の隅々を調べてまわり
「よかった、馬の霊は消えました」
と言ったそうだ。
「その霊媒師はよく当たるから紹介
してあげたいけど
今、刑務所に入ってるから
出て来たら紹介してあげます」
何の罪で刑務所に入れられたんだろ?
とてもその時は質問できる雰囲気
じゃなかったから聞かなかったけど。
②ウチの駐車場は公園の向こうにあるので
朝、ある雨の降る、人通りのない日
公園を傘さして歩いていると
うっそうと生えた大木の下に
ジャージ姿の中学生の男女がいて
男の子の方がひざまずいて、女の子の
下のジャージを下げて、さわってるんだ。
女の子は少し上をむき赤い顔をしていて
男の子は動きをとめて、振り向いて
敵意のある目でこちらを睨んでた。
こっちは先を急いでるからサッサと
通りすぎたんだけど
あの2人、結ばれたのだろうか。
③同じ公園で、私が歩いていたら
急に黒猫が前を横切ったので
「不吉だなぁ」
と思って猫を見たら
もの凄い真っ黒な猫で
こいつも動きを止めて、
後ろ足2本と前足の左足は地面につけて
前足の右だけ浮かしたままの状態で
ピタリと動かないんだ。
警戒する様にこっちを睨んで
その姿勢のまま全く動かないのよ。
写真みたいに。
その浮かした右足は何なんだ!?
怖いなら、サッサとどっかへ行けば
いいじゃんか。
俺の事どれだけ知ってて
そんな疑わしい目で睨むんだ!