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2012年5月19日 (土)

「都市伝説の女」  (長澤まさみ)

「都市伝説の女」が中々面白い。

主演の長澤まさみは

「ハタチの恋人」で明石家さんまに
公私にわたり長澤まさみの魅力を
消されて以来

「ラスト・フレンズ」でやや
長澤まさみオーラをふきかえし

「モテキ」で完全復活!

そして今回の「都市伝説の女」では
従来の長澤まさみの魅力に加えて
新境地を見せつつある。

※この時間帯のドラマは
 小粒だけど、面白いのが多いよね。

刑事らしからぬスラリと伸びた足を
惜しげもなくさらして

それを「女の武器」として意識的に
利用している、このしたたかさ。

古い体質のケーサツをおのれの魅力で
振り回し、

徐々にケーサツの方が彼女のペースに
はまっていく過程がとてもおかしい。
(その被害者代表が竹中直人で
 言わずと知れた
 シリアスからコメディまでこなす名優だ)

「都市伝説」などと雲をつかむ様な話を
実に真剣にみんなに説いて

それで不思議に事件が解決していくのだ。

かかってくる電話を少し前に感知する
不思議な超能力も持っているから
「都市伝説?ん~まんざら荒唐無稽な
 話でもない・・・かも」

警察の猛者たちもそう思い始めて

何となくではあるが
次第に味方につけていくストーリーが
現代的というか、
あらての霊能者のマインドコントロール
のようでもある。(霊能者の若手有望株)

※大体さぁ
 「○○の~」といえば
 そのあとにくるのは「女」に限る気がする。

 「都市伝説の男」じゃ、間抜けだもんね。
 「電車男」は?・・あれも間抜けだ。
  「の」もつかないし。

 「女」が入ると
 どことなく不気味でホラーな感じがする。

 なにしろ「女」は昔から
 「怒ればふくれる、叩けば泣く、
  殺せば夜中に化けて出る」
 そう言われているではないか。
 
 「女」はあつかいにくい、らしい。
 私はそうは思わないけど。

  
長澤まさみ

女優として、ひと皮むけたのは確かだと思う。
「都市伝説の女」を観ていてそう思った。

ふっきれた様な開き直りを感じる。

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