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2014年2月 9日 (日)

ごちそうさん(演技がヘタ) ワイドナショー

「ワイドナショー」で
映画監督の木村大作が言っていた。

「リアルが一番!」

黒澤明はセットを完璧に作りあげ
映画を撮影したそうで

木村はその下でカメラマンをやっていた。

「映画はリアルに敵うものなし!」

だから劒岳にも登って撮影をし

今回の「春を背負って」でも

蒼井優、豊川悦司を雪山に登らせた。

蒼井優には気を使って事前に
排便の処理など、犬の散歩と同じに
なるが、いいですか?と了解をとったそうだ。

蒼井優は何でも経験したいからと快諾した。
蒼井優は女優だ。

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何故こんな話しをするかといえば

朝ドラ「ごちそうさん」で
肉屋の兄さんが死にそうな時

まわりの俳優たちの顔がノンキすぎると
感じたものだから。

全然リアルじゃない。

次のセリフや演技を考えてる顔だ。
全員ダメ!

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のりたけが「いいとも!」でドッキリを
やっていますが、つるべも三村も
一瞬だけど表情が「リアル」だった。

そこが面白い。

誰でも俳優に勝てる場面があります。

私はバイクで右折しようとして目測を
誤り、直進の大型トラックと正面衝突
しかけた事がある。

痛みどめの注射があわず
10代で死にかけた。

ナタを鼻先に突きつけられた事もある。

そんなとき
私の顔は「リアル」だったと思うのだ。

俳優はそんな表情を演技でみせないと
いけない。

木村監督は
俳優を雪山に連れて行くとそれだけで
何も演技なしで、雪山の顔になると
話してた。

身の危険を感じて神経がとぎすまされ
「リアル」にされてしまうのだろう。

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ソチの選手たちも「リアル」な顔だ。

女子モーグルの上村愛子はタイム的に
試技の順番が1番だったのが敗因だと思う。

最初の選手には採点がどうしても
きびしくなる。
専門的な採点法は分からないけど。

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