マッサン 井戸端女子会
職人は気難しい。
「ど素人がきいた風な口をきくな!」
そう思ってる。
やかんのオヤジがやる気になって
仕事を進めているのを
専務が「待った!」をかけた。
マッサンがようやく口説き落とした
のに、別口の専務がやめさせた。
突然あらわれて横やりを入れた。
やかんのオヤジは
仕事を断られたのも、窓口がどっち
なのかハッキリしないのも
たぶん気に入らない。
はらわたが、煮えくり返っている。
専務とはいかなる人物か?
いつもひと癖ある目で社長や
マッサンを見ている。
会社や社員の将来を考えて
いるにしては人望がない。
社員の後押しがないのだ。
単なる「くせ者」か?
獅子身中の虫なのか?
傾いた会社に何の魅力があるのだろう。
視野の狭い小役人タイプの人なのかなあ
しかし社長に相談もなく
やかんに断る権限があるのか?