「アルジャーノンに花束を」 #3 山P栗山千明の家に迷わずたどり着く
まるで実験に協力したネズミのアルジャーノン
の様じゃないか!
道順を間違えず正確にゴールした。
山Pの手術を強行しようとするセンター部長が
いるでしょ、沖縄のシーサーみたいな顔の。
どうもメディカル産業の社長令嬢の命を救って
恩を売る為に山Pを実験ラットにして開頭手術を
するみたいだけど
彼にとっては大バクチだよね。
山Pの親には金で承諾をとったらしいけど
判断能力がない山Pの手術がそれで許されるのかどうか。
もしも手術が失敗したら、助手たちに口止めをして
闇から闇に葬るつもりなのかな?
研究所内部で起きた事は外部には漏れないから。
頭には小さい神経がたくさんあって
どうにもならない時以外は手術してはいけない、と言う
医者もいるくらいで
健康体なのに手術するなんて、もってのほかだと思う。
手術中にどこかの神経を傷つけて、
必ず何らかの後遺症が残る。
それに山Pにはわずかながら回復の兆しがみえるではないか。
自分の出世の為や功名心で患者を道具にするなんて!