情熱大陸 画家 小松美羽
録画は観られたので「情熱大陸」を観る。
画家 小松美羽
このフレーズ本人は大嫌いだろうな
あまりにも型にはまったシャチハタスタンプ
みたいで。
もののけを中心に描いているらしいが
あまりに彼女の画風すぎて理解ができない。
凡人にはもっと分かりやすく表現してくれないと
美的センスを試されている気になる。
350万円、やはり優秀なのだ。
ホテルの壁に飾れば、デザイン的な色調が映えるかも知れない。
でも私は苦手だ。
内閣総理大臣賞までいただいて、コンクールは総なめだった。
ひとり不思議な絵を描く女の子がいて
あちらは全然気にしていないのにこちらは気になり
どうしてもあんな絵が私には描けなかった。
彼女もコンクールの常連で顔は今でも忘れない。
私は中学校で絵の先生と大喧嘩した。
反抗して、滅茶苦茶な絵ばかり描いた。
高校1年で絵はやめた。
最期に描いた一枚を叔母が最後なら写真館で撮っておけば
というので撮った写真が今も段ボールの中にある。
不思議な絵を描いていたあの子の絵を画廊喫茶で見つけた。
ママに買いたいから交渉を頼む。
電話の向こうに聞き覚えのある彼女の声がした。
売りたくない、という。
相変わらず不思議な絵だった。
私には描けない。
頭の中でデフォルメしすぎじゃないか。
デッサンはシッカリしている。
あとは絵に対する彼女の世界観だ。
オークションで世界が認めた。
また私は間違っている。
ああいう画のジャンルは当然あって良いのだ。
分かっている癖に認めたくない。