整理整頓コメディー わたしのウチには、なんにもない
BSプレミアムはたまに面白いのをするんだよなぁ。
でもさ、テレビの番組表を隅から隅までチェックするなんて
目がチカチカして無理でしょ?
だから面白いのをよく見逃すんだ。
仕方のない事かも知れないね。
「わたしのウチには、なんにもない」は再放送で
小粒だけどピリリと辛くて中々面白い。
「捨て変態」と家族に恐れられる娘の夏帆と
片づけられない女2人の母、朝加真由美と
祖母、江波杏子の物に対する価値観を対比させて
捨てるのがいいのか、もったいないがいいのか
視聴者を巻き込んで考えさせる問題作となっている。
要するにテーマは「断捨離」です。
それをとなりのシムラ的にオムニバスでやる。
小品ながら色々な角度で「整理」を考えさせる
NHKならではの作品になっています。
片づけを「男女の関係」に置き換えて
コーヒーを飲みながら語る女友達2人の会話が
性格の違い、重く考えすぎるほうと軽いほう
言葉の行き違いなんかあり、ちょっとしたコントになってる。
次は祖母の江波杏子が亡くなって、遺品の整理の問題だ。
捨てるべきか、祖母をしのんで残すべきか、
「捨て変態」の夏帆がどうするのか注目されます。
ドラマには「オチ」がつきものですからね。
最後をどうまとめるのか、楽しみです。

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