マツコの知らない世界 吉永小百合
○「マツコの知らない世界」では
マツコは吉永小百合に終始畏敬の念をもって
接していた。
美女と野獣
吉永小百合に「美女」という言葉はあたらない。
「美女」にはうわべだけの美しさを感じさせる
軽薄な響きがある。
よって吉永小百合は「美女」ではない。
神々しいまでの気品
本人にもあの生まれついた気品は崩せないだろう。
「吉永小百合、次回作の映画で初の
汚れ役に挑戦!」の宣伝文句に惹かれて
映画を観ると吉永小百合が顔に泥を塗っているだけ
だった。
汚れ役の意味が違う!
まさに吉永小百合の美しさは
なんびとにも犯すべからざる美しさなのだ。
本人にも自由にならない「美」って、どんだけ~
まぼろし~美のカリスマIKKOがいかに養殖か分かる。
肌がとても年齢に比例していない。
ハイビジョンにたえられる。驚きだ。
コマキストはサユリストに脱帽だろう。完敗だ。
たゆまぬ努力による保存状態の良さ!
などと見え透いた事を書きながら
私は大原麗子ファンで、日本で一番だと今も思ってる。
吉永小百合は完璧すぎて近寄りがたい。そこがイヤ。
一方「野獣」のマツコには「野獣」の言葉がぴったり
あてはまる。
マツコの周囲を得体の知れない羽虫が飛んでいても
日常マツコに寄生しているのだと納得できる。
これでも遠慮している。
本来なら「ばけもの」でもいい。
だってマツコみたいなタイプ見た事ないもの。
「みたことない」はイコール「ばけもの」でしょ。