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2018年3月 8日 (木)

マツコの知らない世界  吉永小百合

○「マツコの知らない世界」では
 マツコは吉永小百合に終始畏敬の念をもって
 接していた。
 美女と野獣
 吉永小百合に「美女」という言葉はあたらない。
 「美女」にはうわべだけの美しさを感じさせる
 軽薄な響きがある。
 よって吉永小百合は「美女」ではない。
 神々しいまでの気品
 本人にもあの生まれついた気品は崩せないだろう。
 「吉永小百合、次回作の映画で初の
  汚れ役に挑戦!」の宣伝文句に惹かれて
 映画を観ると吉永小百合が顔に泥を塗っているだけ
 だった。
 汚れ役の意味が違う!
 まさに吉永小百合の美しさは
 なんびとにも犯すべからざる美しさなのだ。
 本人にも自由にならない「美」って、どんだけ~
 まぼろし~美のカリスマIKKOがいかに養殖か分かる。

 肌がとても年齢に比例していない。
 ハイビジョンにたえられる。驚きだ。
 コマキストはサユリストに脱帽だろう。完敗だ。
 たゆまぬ努力による保存状態の良さ!

 などと見え透いた事を書きながら
 私は大原麗子ファンで、日本で一番だと今も思ってる。
 吉永小百合は完璧すぎて近寄りがたい。そこがイヤ。

 一方「野獣」のマツコには「野獣」の言葉がぴったり
 あてはまる。
 マツコの周囲を得体の知れない羽虫が飛んでいても
 日常マツコに寄生しているのだと納得できる。
  これでも遠慮している。
 本来なら「ばけもの」でもいい。
 だってマツコみたいなタイプ見た事ないもの。
 「みたことない」はイコール「ばけもの」でしょ。


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