ごごナマ アランドロンの引退
日本の女優でいえば吉永小百合だろう。
アランドロンは美しかった。
非の打ち所がないというのは、あんな顔を言うのだろう。
太陽がいっぱいでは、風になびく前髪が
青い海を背景に実に美しかった。
アランドロンは美の代名詞で
「まるでアランドロンのようだ」は決まり文句の
ホメ言葉だった。
私の姉は部屋に太陽がいっぱいでアランドロンが
上半身裸でヨットの舵をとっているポスターを
壁に貼っていた。
男はスティーヴ・マックイーンでね
私も壁に大脱走でバイクに乗るポスターを貼っていた。
アランドロンが50代の頃
フランスでヌードになった時
「日本では公開しないで」と頼んだそうだ。
それだけ日本にはアランドロンの根強いファンがいる。
日本だけはまだ商売になると考えていたのだ。
あんなに美しかったアランドロンもやはり年齢には勝てないか。
引退するらしい。
いつまでもずるずるやるより、潔く引退もいいかも知れない。
ジャンギャバン、ブロンソン、モーリスロネいい時代だ。
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ウエンツ瑛士がパリの街を歩いていると
いわくありげな車がとまって
「君はフランスでは完璧な顔をしている。一緒に来なさい」
と誘われたそうだ。
確かにアランドロン風の顔立ちをしている。
身長がやや低い。
でもアランドロンもフランス人にしては背は低い。
アランドロンの映画はいっぱい劇場でみた。
映画や音楽や小説や漫画も?
多感な若い時に見ておくべきだね。