まんぷく 福子結婚生活1周年
ドラマの舞台は昭和19年
私はまだ生まれていない
相当の難産だったんだ
「私は武士の娘です」
戦局は悪化する一方で、母の口癖もこれが聞き納め
かも知れません。
そろそろ大空襲が始まって
敵の焼夷弾で武士の娘があわれ空中に飛ぶ。
着物姿で。
そんな笑えないシーンがないとはいえない。
戦争だからね。
竹やりで鬼畜米英に勝てると本気で信じていた
武士の娘の目がようやくさめる時が
もうそこまで来ている訳だ。いつまでも
♪夢見る少女じゃいられない、そういう事。
歯医者さんは踏み台にのり患者の治療をする。
背が低いから。
かたわらには結婚相手には無縁の看護師をおいて
不気味な笑いを浮かべながら、患者の虫歯を治療する。
まるで空爆だ。
この歯医者さんが痔だそうだ。
以前刑務所の医務室が問題になりました。
風邪をひいた犯罪者が治療に医務室に行くと
医者が尻を出させて穴をぐりぐりする。
刑務所の医者のひそかな楽しみらしい。
風邪なのに尻の穴をぐりぐりされる。
だから少々の風邪じゃ、医務室に行けないと。
医者は凶器を持っていますからね、こわいよ
歯医者さんも患者が痛がるのを見るのが楽しそう。
歯医者さんは立ち仕事だから痔なんだ。
まぁ、日頃苦しんでいた痔で命びろいしたんだ。
健康な人間は戦地に狩りだされ
不健康な人間は内地で命拾いする。
これだけでも戦争がいかに狂っているか分かります。