まんぷく 萬平我を忘れる
「今宵の虎徹は血に餓えている」
近藤勇の様にすべての煩悩を捨てて
怨念を一点に集中させると
人間は平常心を失い「血迷って」しまう。
今の萬平がそうだ。
世良は呑気にカレーを食べながら
萬平が万能調理器の制作に「血迷って」いるのを
「趣味」だと言い放った。
しか~し、趣味が高じるとブリンカーをつけられた
競走馬みたいに周りが見えないイノシシになる。
つまりは「血迷って」しまうのだ。
ならば、どうすれば良いか?
「血迷った」人間は刀でたたっ斬るしかない!
それもよく事情を知る近しい人間が。
この場合は福子の役目だね。
まさか福子が旦那様を斬る訳にはいかないから
理事と萬平をつなぐ糸をたたっ斬ればいいのだ。
そうさ、そうとも、それしかない。
義経の末裔が食べていたミカンは
そこいらのスーパーにはない、いい蜜柑である。
みかんの房の数とミカンのケツとの関係を
わらべたちに講釈する前に
この様なみかんを食べられる幸せに感謝すべきだろう。
ウチとこのスーパーのみかんは小さくてしなびて
話にならん!高い金をとりやがって!私の好物なのに。
画家は鳥小屋の様な庭をウロウロしても名案など!
うかぶものか。絵筆を捨て街に出よう!
芸術は革新だ。
迫害を受けてこそ芸術だ。
鳥小屋から外に出て、炎上する様な題材を見つけるがいい

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