まんぷく まんぷく食品の立ち上げ
今回は2人の登場人物にスイッチが入った。
ひとりは金の亡者でイマイチ得たいが知れない世良さん
前日 白薔薇で新発明のまんぷくラーメンを食べて
雷に打たれた様な衝撃を受けてしまった。
おいしい! ではなく 亡者らしく「これは売れる!」
ということで。
あくる日になるまで、雷の衝撃を受けたあのおなじみの
顔で夜が明けるのを待っていたのではないかと思う。
ところが立花家では福子の「だってテレビを観ている
お客さんたちがみんな期待しているから」の
いやがらせに会って
金の亡者は心中、負けず嫌いや自尊心などと、おのれの弱い立場
のせめぎ合いのすえ、ついに床に頭をつけるという
土下座の最上級の屈辱にたえた、金のために、
でも立花家の人々は以前からの知り合いだから
きっと許してもらえると頭では計算していたと思う。
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あとひとりは画家の要潤。
一番可愛がっている娘の孫を放り出してアトリエに
走るホドのインスピレーションがうかんだ。
アトリエへどの道を通りたどり着いたのか思い出せないホドの
興奮だったに違いない。
いまある画家の精力をぶっつけた作品だ。
他人の心を揺り動かしたに違いない。
他人というのは萬と福です。