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2019年4月23日 (火)

やすらぎの刻~道

いつもは物静かな人が怒ると恐い、とは
よく言われる。
映画「7人の侍」では、一番弱そうな
宮口精二が一番の剣客になっている。

風間俊介の兄は口数が少なく大人しい人物と
まわりから見られていたのに、
担任が特高に連行されて以降、風間は兄の
本性に気づいて驚いている。
度胸があり芯が強い。

兄と弟、この年齢の差は思ったより大きいのかも。
でもそれだけではない様だ。

しのにまさかの敗北を喫した番長グループは
人数を増やして風間の兄を狙った。
そこへ着物のすそが乱れるのも構わず
助けるために走って来たしのの姿が
風間には「鞍馬天狗」に見えた。
連想が子供だねぇ。時代もある。風間はかわいいよ。

「勉強は何故しなければダメなの?」という
子供の問いに「みんながやるから、あなたもするの!」

「何故戦争に行くのか?何故恨みのない家族のある人
たちを殺さねばならないのか?」
「国策だからよ。みんなが戦地に行くからあなたも行くの!」

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しのの「鞍馬天狗」は得物を持っていない!
いくら男勝りで度胸があっても相手は6人だ。
どうするのだろう。論破する気か?

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