なつぞら
東京ではマダムが面倒みてくれる。
「なつ」を受け入れる準備は整った。
爺ちゃん包囲網はこれで完成した。
みんなが「なつ」の東京行を後押ししてくれた。
「真田丸」の外堀は次々と埋まってしまった。
夕食が終わった後でも良かったけど
食事中の家族も箸をとめ
「なつ」の東京行の本当の目的を聞いてくれた。
爺ちゃんだって、すでに許していたのだ。
あきらめていた、という方が適切かもね。
あとは爺ちゃんの顔を立ててくれれば。
「なつ」は土下座して爺ちゃんに三つ指ついた。
娘がお嫁にいく挨拶の形だ。
「今日まで育ててくれてありがとう。
わたし幸せになるからね」
爺ちゃんが北海道開拓時代の話もした。
このサイド攻撃もきいたね。
抗弁できないもんね。
「爺ちゃんだって同じじゃん!」
爺ちゃんに残された道は「なつ」に嫌われないこと。
「真田丸」を明け渡して完全降伏だよ。
「なつ」という子牛の顔を優しく愛撫する。
もう涙涙だね。柴田牧場は涙牧場だ。
で、爺ちゃんの許可がおりたので
(「なつ」の行動は早かった)
合格発表でさくらさく、裁判で全面勝訴、あれみたい
自覚はないけど愛する彼の家にクロスカントリー
そして彼の体臭を忘れまいとする様に
愛するカレの胸に抱きついて今回は終わり、と。
天陽はおくれて東京に行きます!
絵が得意だから「なつ」と同じ職場で働きます。
東京では「心あたたかな」人たちが
今か今かと待っているのです。
「なつ」は自分の力で進むべき道を切り開き
バイタリティのみで元気に生きていくのです。
「人の助けはいらないのさ」さのさっさ、なのさ。
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