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2019年5月29日 (水)

やすらぎの刻~道

話がどうもうますぎる。

三平は特高に目をつけられたのではないか。

室井先生は思想犯で逮捕され、
釈放されるも現在は戦地だと小沼師範は言う。
思想犯だから最も危険な最前線だろう。
戦死させるのが罰だ。

三平は先生と魚釣りをしている現場を特高に
見つかった。
だから特高が三平を標的にしても不思議ではない。
政府が東条内閣に実権が移り軍部が力を増している。
特高への命令はより厳しくなったろう。

室井先生ー三平ーしの このつながりはどうも気になる。

師範は笑ってはいるが目が冷たく光っている。
しのとの手合わせ
最後の強烈なめんは、室井先生とつながりがある
「しの憎し」の特高魂が出たのではないか。
防具の面をつけているのに
コブが出来るホド強くなぐるのはおかしい。

しのを家に送りながらの会話で
警察と言うとみな態度を硬化させるとか
居酒屋ではそれがイヤで普通の勤め人を装うとか
前に逮捕して壮絶な拷問をやった室井先生については
他の時代に生まれていたら、友達になれたかも
知れない。先生は立派な人だとホメましたが
言い方がそらぞらしかった。
男が弱さをみせると女子は油断する。
小沼師範は剣道をやる特高である。
間違いなく骨の髄まで国粋主義者だ。
国の政策に反対を唱える輩は絶対に許せない。

鼻緒が切れた時、それとなく師範は三平の情報を
しのから仕入れていた。
しのは言葉には気をつけないと、彼女もヤバイと思う。

しのが女子に薙刀を教えてくれと頼まれる所から
特高により仕組まれていたのではないか。
赤鬼黒鬼も承知しているのだろう。

ウチのお婆ちゃんは「特高が一番怖い」と言っていた。

江戸時代の戯作には岡っ引きは一度も出て来ない。
嫌われ者だったらしい。
弱い者いじめや、稼ぎをピンハネをしたり
現在でこそテレビでは居酒屋で女将と親しく話したリ
して愛されるキャラに作っていますが実はそうではない。
違反キップを切る人を愛せますか?
私は用心して付き合いますね。

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