なつぞら
ウッチャンのラストのナレーションで
「なつ」は今、怒っているのだと教えられた。
どうせならその理由までハッキリ言ってくれればね。
「なつ」は「おさえた演技」で無表情なので、まさか
あんなに怒っているとは思わなかった。
「なつよ、咲太郎をどうか許してやってくれ」
そうなんだ!許しがたいホド怒っていたんだ。
だから・・
「なつ」は咲太郎たちの営業を妨害してまで
兄に食って掛かった訳だ。
私はその激しさに正直驚いた。
咲太郎のパフォーマンスが終わるまで待てなかったのか。
兄を家族と思うなら、客の前で恥をかかせたくないから
待つよね。
「なつ」は待てない。
でさ、問題の「なつ」の怒りの訳ですが
どうも兄の生き方が物足りないという事らしいのよ。
毎日フラフラとボウフラの様に生きている。
夢もなく目的もなく。
でも、ここで本音がチラリと出てね。
人の為にばかり頑張らないで、という事らしい。
マダムやおでん屋、そして、
私に構わないで!
要するに面接で社長にはねられたのが咲太郎の
せいだと知って頭にきてるんだ。
一応、兄にもっと将来を見据えて生きてもらいたいとは
言ってますけどね。
「なつ」は北海道ではみんなに守られて生きて来た。
牛の世話をしろと言われれば牛のえさの干し草を
牛の乳をしぼれと言われれば搾乳というの?それをやり
農業高校に行けと言われれば行き
東京でアニメーション映画を見せられて
今度はアニメーターになるのも悪くないと思う。
酪農が色あせてしまった。
世話になった爺ちゃんとの絆だって
「裏切り」と「謝罪」で切ってすてたでしょう?
ハッキリいえばね、そうなる。
一方、咲太郎はひとり東京でたくましく生き延びた。
みんなの役に立てば、可愛がられるのを知ったのか
その甲斐あってみんなに可愛がられ、助けられて。
ひとりで世間の荒波をくぐって生きて来た兄に
よくぐれずにやって来たね、とホメるなら分かるけど
もっとシッカリ生きろの説教は酷でござんすよ。
「私には今後一切かまわないでくれない?」
このひとことで済んだのに。
警官に事情説明したのかな?
公務執行妨害にされても仕方がない雰囲気だった。
歌舞伎町でしょう? んんー
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咲太郎は絵が上手だ。妹と一緒に働けばいいのに。
川村屋の事務所は民族衣装のファションショーみたい。
「すず」のファッションも中々だよ。
ざっとした気取らないファッションの様で
あれを着こなすのは難しいと思う。
「すず」は肌がきれいね。
芸能界で一番じゃない。顔や二の腕のきれいなこと!
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