« やすらぎの刻~道 | トップページ | やすらぎの刻~道 »

2019年5月13日 (月)

なつぞら

突然の八甲田山で「なつ」は低体温症で
死んでしまうのかと、週をまたいで心配した。
「寝るな!寝たら死ぬぞ!」までいったもの。

出かける前に爺が結婚話なんかするから!
このバカちんがあ!
慣れたスキーさばきで天陽の家をめざしながら
止まらない涙で天候の急変に気付かなかったじゃないか!

木彫り職人の娘、北乃きいが一部始終を見て
いたから良かった様なものの。
北乃きいは視力がサンコンなみにいいから
「なつ」が泣きながらすべっているのを
「普通じゃない!」とさとった訳で。

家まで「なつ」をかついだのだろうか。
釣り道具や得物の魚もあっただろうに。
「ごくろうさま」

「眠れる森の美女」みたいな「なつ」のめざめだった。
凍傷その他、外傷なし!
しっこで膀胱が破裂しそうだったろうけど
そんな事、人なら当たり前であって問題にもならない。

「なつよ、助けてもらったお礼は一応言った方が
・・・どうだろうか」

目がさめた時と朝さよならする時に。

こんな夜に木彫りの爺に、ややこしい質問を
何個もぶっつけるのも、どうだろうか。
「魂」がどうかしたらしいけど。

朝の乳しぼりの牧場に天陽が来て
初めて「なつ」の遭難に気がつき
あわてふためいたか
天陽が助けに行こうとするのを全員でとめた。
天陽はたった今家から来たばかりだよ。
「武士の情けでござる!お放しくだされ行かねばならぬ」
柴田牧場のおかしな人々

天気は晴れてるのに!
変なの。
あっちから「なつ」がクロスカントリーで
もうすぐゴールするではないか!
なぜ止める?
「なつぞら」は「笑ってはいけない」なのか?

« やすらぎの刻~道 | トップページ | やすらぎの刻~道 »