なつぞら さらば北海道また来る日まで
私は「みんなが」応援する対象が大嫌い。
根っからの「あら探し」人間なのだ。
100%が応援するなんてありえないしょ。
そんな場面に遭遇すると寒気がするんだわ。
「なつ」はイヤだけど明るいのが好きで「なつぞら」は
毎日観てるのさ。
ここで思うのは
脚本家はNHKが朝ドラに選んだ人な訳さ。
だから優秀な才能を持っている人に違いないのさ。
ということは
「なつぞら」の「なつ」のキャラも計算づくでね。
登場人物はすべて「心あたたかな人」ばかり。
主役の「すず」には「押さえた演技」でお願いして。
映画の様に演技されるとブラックな場面が
どうしても顔を出してしまう。
「優しく」「明るく」「なつを応援する人ばかり」
このスタンスで脚本を書いているんだわ。
しかし全員がいい人だと、こうもつまらないさ。
「なつ」はベタベタして、
何もかも承知しているのに知らないそぶり。
「いい人」ばかりの弊害で「なつがかまとと」に
見えるシーンが多かった。桃子ちゃん以外の
他のみんなも。
本音が言えずに苦しんだのは
「すず」だけじゃなく全員だったと思う訳さ。
「こんなドラマありえなくなくない?」てさ。
東京編もこの路線でいくしかないしょ。