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2019年7月26日 (金)

やすらぎの刻~道

鉄兵が徴兵をこばんで赤紙を破り山に
姿を消したことで
根来家は完全に当局に目をつけられた。

しのちゃんが軍の偉い人に酒をかけたのを
荒木が恨んでいるし
三平は思想犯の室井先生や小夜子先生との
つながりを疑われている。

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鉄兵はみんなに別れを言って姿を消したが
いくら山に詳しくても必ず殺されると思う。
その時、熊のフミコが死んだ夜に吹いた風が
また山で吹くのだろうか。
山の霊が怒り狂って大風が吹きそうな気がする。

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特高だと思うけど
逮捕された三平だって無事ではすまない。
口頭での尋問のあと激しい拷問が待っている。
三平が室井先生や小夜子先生と交流があった事実は
当局に目撃されている。
室井先生に頼まれて山にかくした本や
小夜子先生に頼まれてその一部を焼いたことなど
白状しなければ家に帰れないと思う。
徴兵訓練で三平は戦争に前向きではなかったし。

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3人とも融通が利かない生き方をしている気もするけど
戦時下という異常な事態のなかで
自分の意思を貫き通す所は立派だろうけど

かといって、従順になり戦争に行けば死ぬしね。

どちらを選んでも不幸なら、思い通り生きるのも
正解でしょうかねぇ?

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