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2019年7月 5日 (金)

やすらぎの刻~道

私は男です。
だから今日の放送で三平の友達が3人
根来家に遊びに来て大いに盛り上がったのが
よく分かります。

三平には妹がいる。
しかも3人も!
男は友達の家に遊びに行った時
そいつに妹がいると信じられないくらい
テンションがあがります。
意味もなく興奮してしまうのです。
お茶を運んでくれたり
夕食をテーブルに並べてくれたりね。

学校でそいつを見る目がその日から
少しの間ですが変わる気がしました。

根来家の妹は3人で客の男友達と人数が合ってた!
三平を巻き込んで盛り上がっただろうなぁ。

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しのちゃんは武闘家だから覚悟が宮本武蔵なのだ。

「お国のために命を捨てる」

このお題目では戦地で戦う男はどうも力がでない。
家族を守るため?まだこちらの方がいい。

戦国時代の侍や足軽と違って
敵の首級をあげても、ご褒美がもらえない。

ハッキリした見返りがないまま
命を的にきつい戦争を戦うハメになっている。
三平をはじめ、ほとんどの兵隊が「何のための
戦争なのか?」という事すら分からずに
戦死を覚悟で敵を殺しに行く訳で

そこを突き詰めて議論すると上官に睨まれる。

だって国策というだけで意味が知らされていないのだもの。
逆らうと非国民になる。
敵前逃亡は銃殺だ。
三平が落ち込むのも無理のない話で
しのちゃんのは正論でね、
ただしのちゃんはその正論を本気で説いているのだ。
これは困る。
三平が死ぬと根来家は火が消えた様になるよ。
戦争は始まったばかり、
戦局が悪くなるのはこれからだ。

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