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2019年7月11日 (木)

やすらぎの刻~道

戦死した室井先生の奥さんである小夜子先生
に頼まれて、思想犯で特高に痛めつけられた
夫の室井先生の本を鉄兵が山で焼いた時

公平にしのは呼ぶなと命じた。
公平は呑気な性格なので不思議に思わなかったが
鉄兵はしのが

口が軽い公平以上に危ない存在だと見抜いていたのだ。
たぶん
熊のフミコと心を通わせるくらい見かけとは真逆な
繊細な性格の鉄兵だから
危ない本を焼く現場にしのを立ち合わせると
室井先生にもしのにも良くないと判断したんだろ。
知らない方がいい事だってある。

しのは国粋主義にがぶれているからね。

今日、公次としのとの会話でよく分かった。
しのは戦争を嫌う室井先生や三平を弱虫と思っている。
ついでに公平も。
だから根来家から外に出ると決断したのだ。
なんだそうだったのか。
結構単純なんだね。

久しぶりに帰省した公次の夕食のすいとんに
例のしょうゆを多めに入れていた。
分量を間違えたのではない。
公次に出来るだけ家にいて欲しいのだ。
そういう優しさはある。
でもしょうゆを飲むと熱が出るというのは迷信
なのか、公次は熱を出さなかった。

家族でお墓の前で撮った記念写真
ああいう写真はずっと残る。
みんな元気でね
幸せそうにみんな笑ってる。

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