やすらぎの刻~道
三平を自殺させる事はなかろうに!
ドラマとはいえむごい事をする。
倉本聰さんに偉そうに言うのは
はばかられますが
私は三平を自殺させたのは「書きすぎだ」と
思います。
三平の心情は理解できますよ。
召集を嫌って山に逃げれば
残された家族がひどい拷問にあう。
しかし戦争で知らない人間を殺すのは
自分にはどうしても出来ない。
三平に残された道は
他人を殺すくらいなら、自分を殺す。
分からないではないですが
室井先生でさえ徴兵に応じて戦死した。
三平はナイーブな性格ながら
頑固で勇気もあり信念をまげない強さがある。
だから自殺の道を選んだ。
でも私は彼の将来を観たかったです。
清潔な性格で、絵を好み、人からは愛され
真面目でもくもくと家の仕事をする。
どんな将来が待っているのか知りたいじゃないですか。
それを雪ふる屋根で服毒自殺させるとは!
公次は戦死、鉄兵も死んだらしい。
そこに私が好きな三平まで自殺させるとは
私は「書きすぎ」だと思います。
もう一つ気になる点がありますが今日はやめときます。