朝ドラの不思議な世界その訳
ヒロインの暢子(のぶこ)は必ず東京へ行く!
これは映画ジムキャリーのトゥルーマンショー
と同じで、出演者全員がプログラミング(脚本)
されており、誰も気がつかないし
たとえ気がついたとしても、それにあらがう事は
不可能なのだ。
暢子は必ず東京へ行く事になっている。
それを知っているのはドラマを作るスタッフのみ。
現実ではない作り物の世界なので常識で考えると
おかしいと思える(ゆがみ)が出ても仕方がない。
たとえば叔父夫婦は2人そろって貸金の取り立てに
やって来て、娘たちが夕食を食べるのを邪魔する。
でも叔父夫婦2人の為の席はちゃんとあけておく。
川口春奈が給料を前借りした理由は、川口に
一人芝居でことのなりゆきを説明させ、それを
歌子に立ち聞きさせて
「お姉ちゃん」の優しさで
視聴者を「うん、うん」と涙させる。
もちろん東京では暢子を親切にむかえる人々が
まだ体は動いてはいないが、スタンバイはしている。
暢子が東京に行くのは心配ない。
親友がすでに東京の大学に行く事に決めてあるから。
仲間由紀恵の母親の言動も不自然でしょ。
みんな忘れていませんか?
NHKは有料チャンネルなのを。
日本国民はペイパービューで朝ドラショーを
観ているのです。