« 映画「素晴らしき哉、人生」 | トップページ | 朝ドラ「舞い上がれ」 どうもねぇ »

2022年12月27日 (火)

朝ドラ「舞い上がれ」 

〇朝ドラの気になる所を根掘り葉掘り

ヒロイン舞はデリカシーに欠ける。
リストラになるオバちゃん3人組の所に
社長の娘でござい!と
チャラチャラした長い髪をくくりもせずに
「一から仕事を教えて下さい」と来てごらんよ。

へいこら、頭を下げたって、
嫌味を山ほど言いたくなるってもの。

朝ドラの脚本家さんは、
「舞にとって、このシーンでは何が一番
大切な事なのか?」よく考えて
あげた方がいい。

例1

帯広航空学校

舞にとって一番の大事な事は訓練でしょ。
そしたら、そこに舞の心を集中させないと!
舞は色々気が散りすぎる。
エネルギーのムダ遣いだよ。

例2

ついでに舞の彼氏の教官に対する横柄な態度。
あれは、どうにかならないの?
教官の訓辞に返答するのに、自分の事を
「俺は」「俺は」と言ってた。アホだと思う。
ここは教官へ敬意を払って
「私」か「僕」か「自分」と言うべきでないの。

例3

病気の父親を心配して、自宅で食事しながら
舞が母親と話すシーン。
深刻な相談なら、食事中ではなく、食事を急いで
済ませた後にやるのが普通の神経だと思う。
「食事中はしゃべるな!」と子供時代に
しつけられなかったの?

舞が入院している父親と話すシーン。これも、変。
父親の為に、舞がリンゴをすりおろしている。
その手を止めて、舞はベッドの
父親と話し込むのだ。
むいたリンゴを握りしめたまま。
リンゴはすぐに変色するのを知らないのかなぁ。
しかも手のひらに、あまり長く握っていると
体臭が移ってリンゴがマズくなる。
そのうち舞の兄貴が見舞いに来て、リンゴは
放置されて、舞は手を拭いていた。
リンゴはあの後、どーなったのか?
すったリンゴの立場がない。
それに病室には洗面台が
必ずあるハズだから、手は流水で洗わないとね。

例4

父親が銀行の融資係りを接客中

舞の父親は退院後もストレスで腹が痛むらしく
話しをしながら腹部に手をやる。
銀行と相談している時に、銀行に弱味を
見せるのは、いかがなものか。

とにかく、朝ドラ「舞い上がれ」の脚本は
デリカシーに欠けて、
表現方法があざとい感じがする。

**********************

映画「グーニーズ」

スピルバーグ監督は「ピタゴラススイッチ」みたいな
仕掛けが好きだよなぁ。

****************

映画「シェフ・三ツ星フードトラック
   始めました」

豪華な俳優陣が出演するコメディとの
うたい文句に引かれて、観てみた。

何と、誰も悪い人がいない映画で、
結局、父親と息子の愛情物語になってた。
設定では悪人が登場して対決する展開になっても
少しもおかしくないのに、物足りない。

例えば、シェフと店のオーナーとの対決。
シェフの言い分もオーナーの言い分も正しい。
グルメ評論家も最後はシェフのパトロンとなり
意外と良心的なのだ。
炎上させたネットの民も集客に貢献した。
だからどこにも悪人はいなかった。
父親と息子の交流のみ。物足りなかった。
映画の出来から言えば、三ツ星ではない。

*****************

映画「ポーラ・エクスプレス」

汽車の屋根の上でコーヒーを飲んでいた男、
非常に印象的で何者なのか気になる。

あなたはサンタクロースを信じますか?
子供の頃、信じたタイプですか?

私がファンである町山智浩さんの女の子の
お子さんは、サンタを信じていたのに
映画「三丁目の夕日」で、サンタがいないのに
気が付いたそうだ。
映画はチビッ子の夢を壊さない様に配慮が
必要です。

« 映画「素晴らしき哉、人生」 | トップページ | 朝ドラ「舞い上がれ」 どうもねぇ »