女子ゴルフ新春スペシャル
女子ゴルフの正月SPを2本みた。
ひとつは、実力トップ10の女子プロ。
片方は、プロテストを受けようかという
若手成長株のやつ。
ゴルフでは誰かが打つ時は会話モードを
極力、配慮して
サイレントにしなければいけない。
カメラの取材に対しても
ウィスパーなのだ。
こそこそ話す。
でも、かえって気になると思う。
ゴルフ場は静かだから、絶対だれかが
ささやけば自然に聞こえている。
これはルールなのか、エチケットなのか。
普通に話すことを許される人もいる。
ベテラン女子プレイヤーみたいな
レッスンプロみたいな女の人で
落伍した子を呼んで2人で
立ちんぼの反省会をやる。
いわゆるお局様的な感じ。
男の人も2人いる。レジェンドなのか
現役なのかは不明。
短髪にサングラスをかけた日焼け男だ。
だれかが打つたびに大声で2人して批評する。
今のショットはあーだ、こーだ、と。
見てくれがまるで、
仁義なき戦いか、石原軍団、悪役商会、
ピラニア軍団
これのどれに属してもすぐ馴染む様な2人だ。
女子選手の両親は心配だろうな。何だかね。
選手の中に渋沢栄一の子孫という変わり種がいた。
ゴルフの腕がどうなのか私は「知らん」
私が納得できなかったのは、
女の子がティーショットを打つでしょ、
だからまわりは邪魔にならない様に沈黙か
ひそひそで気を使ってあげる。
で、その子が打つよね。そしたら、その子が
大声で半笑いで、こう言ったの。
「えぇ~~!嘘でしょ!まじで?!
ここで(ゴルフ用語)って、マジで、
なくなくない?あり得ないんですけど!」
こんなチャラい奴の為に
みんなコソコソ話してたのか!
こっちこそ「あり得ないわ!」
すると選手紹介テロップで
「獲得賞金2億6千万円」と出た。
グリーン上でのパットはホトとんど入らない。
女子プロゴルフって、おいしい仕事なんだね。
おそれいりやした。