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2023年1月 8日 (日)

バカリズム「ノンレムの窓」

いかにもバカリズムの世界だ。
バカリズム・ワールド全開。
熱烈なバカリズムファンがいる事が
予想できる反面、「ちょっと苦手」
という人も多いに違いない。

脚本家の三谷幸喜の群集劇が苦手だと
言う人は、たぶんバカリズムも
嫌いだと思う。

バカリズムはお笑いネタもそうだけど
ひねりを加えた理屈っぽさで
たまについて行けない時がある。(私は)

「匿う男」かくまう、ね。

警察に追われる女(何の罪かは不明)
主人公の部屋はアパートの真ん中あたり
(何故女がこの部屋を選んだのか、説明なし)

部屋の住人である若い男は突然現れた
謎ではあるが「どストライク」だったので
イヤラシイ妄想で部屋に泊めてやる。

彼女の誕生日に、彼女は彼氏を連れて来て
この人も同居させてくれと頼む。
イヤラシイ妄想はとりあえず終了。

2人が自首を決意して部屋を出て行くまで
いずれ2人が分かれる事を期待している。

****************

(私流の解釈)

隣りの部屋から壁どんがある、きっとある。

契約書では一人住まいが条件なので
いずれ管理会社か不動産屋が訪ねて来る。

「匿う」次の依頼人、女5人組はどこから
この部屋なら頼めば何とかなるという
情報を得たのか、まったく不明。
しかも殺人犯たちだ。

主人公はこの子たちを警察に通報した。
好みではないという理由だけで。
イヤラシイ妄想だけで世の中の価値を判断する
外見は内気なお人好し、でも
「心は氷の様に冷たい性格の男」だったのだ。
自己中心的な。

「代行屋」

男女の結婚話に浮気話にまで問題が
発展して、本人ぬきの代理の
代行屋たちが入り乱れて、
「役」の説明がかなり重要。相関図ね。
訳がわからなくなる。

(私見)

代行屋の最たるものは、「政治家」だよ。
しかも世襲制で二世議員、三世議員
どこまでさかのぼるんだよ、って話だ。

****************

「親友」

大人になってからの友達づくり。

(私見)

映画「素晴らしき哉、人生」を観たあと
私はかなり気分が落ち込んだ。
「私には友達はいるけど、親友はいない」

親友って、なんだ?
親友の定義って何?
友達じゃダメなの?

バカリズム「親友って言葉は、上がすでに
親しいという意味で、
下も友で、親しいでしょ、
意味がかぶってない?」

バカリズムらしい、
のどに魚の骨が引っかかり
気になって仕方がない感じの「理屈」だ。

「満天の星空」と同じだ。
意味が重複している。正確には「満天の星」

 

 

 

 

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