「罠の戦争」
草彅の息子が片平なぎさの息子に
陸橋の階段から突き落とされた原因が
まだ語られていない。
本気でやる気なら包丁で刺すと思う。
突き落とすなんて、いかにも
場当たり的で発作的な感じだ。
何か許せない事を草彅の息子が
言ったんじゃないか?
すべての真相を知っているハズの
草彅の息子は意識不明。
もう一人の当事者である片平の息子は
黙秘を貫いている。
*************
草彅の事務所を訪ねて来た目撃者の
女の人は果たして本物なのか、
事件現場にいた男の人に写真で
確認させればいいのに。
宮澤エマの週刊誌を読めば誰でも
あのくらいの目撃者にはなり得ます。
**********
片平なぎさは草彅の詰問を簡単に
認めすぎる。息子の件もそうだし
総理をめざす政治家は常に寡黙ですよ。
へたにしゃべると言質をとられて
あとで言い逃れ出来なくなる。
「記憶にございません」「秘書が・・」てね。
自分から「総理になるつもり」なんて
軽々しく口にはしない。
派閥の意見を統一させて、全員の
意見をまとめて、みんなに押される形で
総理に立候補するもんです。
そこがどうもおかしい。
まだ何か片平なぎさにはある気がします。
********
片平の息子が出かけた時、草彅に待ち伏せ
された。その後、警察が来て、片平の
女性秘書が息子を救出した。
出来すぎてる。息子が外出した目的が
分れば真相に近づくと思う。
それと息子の部屋のゴミ袋ですが、あれは他の
住人から苦情がすぐ出ます。
臭いがするし、猫やカラスが荒らして
不衛生ですから。
息子の名前なんか別の方法でも分かりますよ。
現総理が嫌に静かだ。
女性初の総理大臣候補である片平なぎさは
かなり危険な存在のハズなのに。
なんだろう、あの余裕は。
******