「三千円の使い方」最終回
素晴らしいドラマが終わってしまい
寂しいというより残念という感じです。
私が観たなかで最高のドラマでした。
女の人の生きる4つのパターンを
見事に描いていた。
特に最終回の、両家の初対面での
やり取りは
映画「招かれざる客」に匹敵するのでは
ないかと思います。
映画は黒人への人種差別問題を
スペンサー・トレーシー
シドニー・ポワチエ
キャサリン・ヘプバーン
の名優たちが現実の我が事の様に厳粛に
演じていた。
「3000円の使い方」のテーマは人生観の違い。
魅せましたねぇ。
素晴らしい出来のドラマでした。
両家の初顔合わせで御厨家の人々が怒りで
吠えたのは、あれは視聴者の気持ちを
代弁したんだ。
「よくぞ言ってくれた」だったもの。
ところが翔平の両親は家風こそ違え
ふところが深くて、子供に対する愛情は
御厨夫婦に負けていなかった。
子供は家の宝物。
美帆の姉の真帆がいいタイミングでつわりの
吐き気が出て、翔平と美帆とまだ見ぬ子供との
幸福な新生活を暗示させてくれました。
いや~最近になく素晴らしいドラマでした。
視聴できて物凄く得した気分です。
***********
蛇足です。
借金の貸し借りを身内ですます。
これは我が家でもやっています。
ただ長くは続きません。
子供は親への甘えが出てしまい
親には子育てに苦しみ金が必要な
子供夫婦に優しくなりますから。
いつの頃からか、うやむやになります。
でもまあ、大切なのは気持ちですよ。
スッキリして、嬉しい結論ですよ。
************