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2023年3月 2日 (木)

「どうする家康」

人は「癖」がつきやすい動物らしい。

「どうする家康」
大河ドラマが不調なのもこの「癖」の
せいだと思う。

「花の生涯」以来
視聴者に「大河ドラマ」はこうあるべき
との「癖」がついてしまった。

途中「東京オリムピック噺」という
玄人ウケはするが一般向けではない
という異色な作品がありましたが

おおむね大河ドラマは視聴者の「癖」に
支配されておりました。
「大河ドラマ」とは、こういうもの。
視聴者はホボ年配者。

それを今年は番組のターゲットを若者に
向けた。
で、それが裏目と出て
視聴率が「深く静かに潜航する」ハメに。

流行の発信源はいつの世も若者です。
それは現状を打破したいという熱望から
生まれます。

ところが、若者がそれをやるぶんには
構わないのですが
年配者が若者にウケようとして
無理に頑張ると悲惨な結果が待っているのです。
若者文化は若者にしか理解できない所があり
その微妙なズレが今回の様な悲劇を生むのです。

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「癖」ですが
長寿番組といわれる時代劇の放送回数など
異常ですもんね。水戸黄門や暴れん坊
必殺とかね。

山の中には獣道があります。
獣たちがよく利用する道です。
人間も動物なのだと、つくづく感じます。
ルーティンとか、みなさん、ないですか?
ほか、やめられない食べ物とか。スマホとか。

私はあります。

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