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2024年7月

2024年7月31日 (水)

北の富士 と 玉の海

名古屋場所「思い出の相撲」のコーナーで
北の富士とそのライバル 玉の海の一戦が
あって、とても懐かしかった。

北の富士は腕が伸びて突っ張りが強くてね
玉の海は四つ相撲、体が英乃海みたいに
柔らかくて、体幹が強いのか、土俵際で
弓なりになって土俵をわらない。
あの姿は今も目に焼き付いています。

玉の海が急死したとき、親友の北の富士は
号泣してね
「俺たち相撲取りは裸で勝負するから
 (肌の感覚)が残っていて、他のスポーツと違う。
 だから玉ちゃんが亡くなったのは
 悲しくてやりきれない」

あの北の富士の言葉は印象的だった。
相撲取りは、そんなものなんだ、と思った。

2024年7月30日 (火)

愛知県体育館

先場所が最後の大相撲開催でありましたので
(愛知県体育館ありがとう、という訳で)
相撲中継の横綱土俵入りのあと
特別企画「思い出の大相撲」をやっていた。
過去にさかのぼった「思い出の大相撲」

♪なつかしい力士の顔がひとり一人浮かぶ

私は思い出の大相撲もいいけれど
実況アナと解説者の「思い出」もやって欲しかった。
テレビ放送のブースの中。

今も場所に通い続ける杉山アナウンサー
(腰は曲がり、髪も顔も白くなってしまったけれど)
元気に、指定席に座り、隣りのお客と
相撲談義(たぶん)をやっている。

キップのいいしゃべり口が魅力だった神風さん
辛口トークの玉ノ海さんは、時に、杉山アナウンサーを
叱ったりした。

久しぶりに絶好調の3人の放送を聴いてみたい気がする。

2024年7月29日 (月)

金峰山(きんぼうざん)という力士

金峰山(きんぼうざん)
大相撲 幕内力士
カザフタン出身

友綱親方がブラジル出身なのは
そんなにね、不思議な感じはないけど

国がどこにあるのかさえ知らないカザフタン
金峰山がどういう経緯で来日して
相撲などという珍しい競技をやろうと決断して
相撲部屋に入門したのか

調べれば分ることだけど
そこまでの興味がなくて
打っちゃって置いたのだけど

パリ五輪の女子柔道をみて「これかぁ」と腑に落ちました。
カザフタンは柔道が盛んなのだ。
たぶん武道が好きな国なのだ。モンゴルと同じくらいに。

金峰山も最初は柔道だったんじゃないの?
それが道を踏み外して相撲をやるハメになったのだと思う。

2024年7月28日 (日)

やはり相撲は面白い!

湘南乃海が大関カド番の貴景勝の思いを
ガッチリ受け止めてやらずに変化したのは
腹が立ったが

大相撲名古屋場所(令和6年)
面白くていい場所でした。
愛知県体育館での開催はこれが最後だそうだ。
横綱と平幕隆の勝の優勝決定戦は
愛知県体育館とともに
記憶に長く残ると思う。

貴景勝も「よく頑張った!」
大関は陥落したけど、アッパレな戦いぶりだった。

霧島は気持がふっきれたのか、今日の相撲は
ハツラツとしていた。
「大関がだらしないのは選考に問題があるのでは」
との意見もありましたが、私は霧島はいずれ大関に
戻ると思います。

*******

いや~~素晴らしい場所でした。
久しぶりにドキドキしました。

2024年7月27日 (土)

横綱照ノ富士、立ち合いたぐって隆の勝に不覚

絶好調の横綱照ノ富士がまさか平幕隆の勝に
負けるとは誰も予想しなかった事は
空中を飛び交う座布団の数をみても分る。
呼出の「投げないで下さい!」のアナウンス
など興奮した観客たちの耳に届かなかった。
一枚、勝った隆の勝の頭をかすめたけれど
勝利が信じられないのは隆の勝も同じで
夢見心地で座布団をやりすごした。
この勝ちは一生忘れられないと思う。

*******
この勝負で
休場力士が多い寂しい場所の雰囲気をいっぺんに
吹き飛ばした感じがする。

********
豊昇龍の休場について言えば
最終目標が横綱の地位にとって
今場所の横綱照ノ富士は調子が良すぎた
とても勝てる気がしない。
土俵下まで投げ飛ばされる。
これは将来、自分の横綱昇進が審議される場面で
とてもマイナス材料になる。
照ノ富士は満身創痍、いづれ引退するだろう、
そしたら俺の出番だ。ここは休場するのがいい。

なんて考えたかも知れない、という私の勝手な推測。
3週間の治療が必要なのか。何か治療期間が微妙だなぁ。

2024年7月26日 (金)

豊昇龍、照ノ富士との取り組み前日に

「面倒だから休場してしまえ」かな?
休場を明日に持ち越せば、
横綱との対戦を避けてるようで
あからさますぎる。だから休場するなら今日しかない。

よって、
豊昇龍は相撲ファンを「肩透かし」で不戦敗
大の里は「たなぼた」で嬉し恥ずかし不戦勝
横綱照ノ富士は
「ランウェイクリア」で優勝に向かってテイクオフ
観客は、「え?休場なの? でも豊昇龍ならありそう」

*******
豊昇龍は
すでに勝ち越してる。
優勝できるかも知れないけど
横綱との対戦は「かんべんな」。次の機会を待つのが得策。
無理する理由はひとつもなし。
そういう事だ。

2024年7月25日 (木)

優勝にむけて横綱照ノ富士は盤石だけど

時間いっぱいになり、塩に分れる時見せる
豊昇龍の両手をパチパチ叩くあれ、
私はあれが好きでつい見てしまう。
力士のルーティーンでは一番好き。

優勝は九分九厘、横綱でしょうが
横綱の対戦相手が、明日、貴景勝で
千秋楽が琴櫻
まだ豊昇龍は対戦がなく
自力優勝の可能性を残している。

これで霧島が大関に返り咲き、
自分が優勝すれば、なんと
豊昇龍が思い描いた通りに事が運ぶ訳で
まだまだ綱渡りだけど、実現すれば奇跡だと思う。
インタビューでまた泣くんじゃない。

2024年7月24日 (水)

豊昇龍の先見?

大関に復帰する必須条件である勝ち星10勝に
剣が峰の関脇霧島は気迫の相撲で琴櫻を
退けて、とりあえず大関返り咲きに望みを
つないだ。
明日以降の霧島の対戦相手を考えると
簡単ではないにしても十分勝てる。

そして、
横綱照ノ富士が大の里にまさかの敗北。
そして、
豊昇龍は、勝ちこし。

なんか、場所の終盤になると、考えすぎかも
知れないが、豊昇龍の思惑どおりに
事が運んでいる気がする。

豊昇龍 自身はたとえ負けがこんでいても
勝ち越す自信がある。
霧島との、あの相撲なぁ~
立ち合いすぐにバッタリ両手をついたあの相撲。

豊昇龍の相撲は日本の国技というよりも
モンゴル対日本の構図なのではないか。
同じモンゴル出身の霧島とは不仲説もありますが
ここは霧島を助けるほうに舵をきったと思う。
自分が横綱をめざす過程で、恩を売っておいて
損はありませんから。
勝ったあと不敵にニヤリと笑った今日の相撲、
悪役だよなぁ。

2024年7月23日 (火)

尊富士、無念の再休場

休場あけ2番で自慢の「押し」が健在なのを
確認した尊富士は、再び足首に違和感を
覚えたのなら、休んで怪我をシッカリ
治した方が得策だと思う。
星勘定をみても来場所に幕下陥落はない。
だから怪我が治って本来の相撲がとれる
様になれば、2場所でまた幕内に復帰できるし
十両優勝なら1場所で幕内だ。

幕下の出羽ノ城もなぁ。体重250キロで
怪我をおして出場したけどあえなく敗退。
番付が落ちるのは嫌だろうけど
休んだ方がいいと思うよ。

休場するか、しないか、悩ましいのは
新十両の生田目と同部屋の狼雅だ。
生田目が左膝、狼雅は左ふくらはぎ。
相撲できるか微妙な所なので2人とも悩ましい。

2024年7月22日 (月)

照ノ富士は横綱だから勝って当然

横綱 照ノ富士は先場所までの不安定な
取り口を忘れた様に今日も勝った。
まるで別人のような強さだ。
体調が良くて、
白星が場所を追うごとに、いい薬になり、
気力を充実させているのだろう。

横綱は勝っても勝利者インタビューは
一番てっぺんの地位だから当然ないけど
今の調子の良さをどう言うか
ちょっと聞いてみたい気がする。
「一日一番頑張ります」なんて決まり文句だと
がっかりですが。

2024年7月21日 (日)

大相撲 もう半分終わってしまった

取り組みの仕切りが進む間
どうしても観客席に目がいく。

いつもいる人がいないと「どうしたのかな」
と客席を見回して探したリする。
するといつもは東にいるハズの人が西に
座っている事がよくあり、「よかった」と
意味もなく思う。

今日のあの黄色の人は、大村崑ちゃんじゃない?
崑ちゃんがいつも陣取る席だよね。
ただ東京ではなく名古屋だからなぁ。
よく似た人だったのかも知れない。

昨日の紺野 美沙子は本物だと思う。
観戦態度がどう見ても芸能人だもの。
もっとリラックスして相撲を見ればいいのに
美人はあれはあれで苦労が多いんだね。
息がぬけない。油断ができない。というか、大変だ。

********

生田目は根性がある。膝が悪いのに今日も勝った!
生田目は押し相撲なのが幸いした。
四つ相撲だと勝つのに苦労すると思う。
徹底して押せば痛めた膝に負担があまりかからない。

炎鵬も3勝目であとひとつだ。良かった。今日はいい日だ。
なんと長内も出場して、こちらも勝った。2勝目。
土俵下にころげ落ちて動けなくなり
首を固定してストレッチャーで救急車に乗せられたのに。

昨日の相撲で金峰山と殺伐となった王鵬。
対戦相手を上手投げで裏返して勝ち名乗りを
受けた金峰山の背中あたりを土俵下から
睨みつけていた。笑っちゃった。来場所の対戦が
今から楽しみだ。遺恨相撲。

2024年7月20日 (土)

宇良が人気力士なのもうなずける

本日結びの一番は宇良の力を出し切った相撲で
全勝横綱を苦しめる大熱戦となった。
宇良は昨日の大関豊昇龍との相撲に続く
いい相撲で館内を大いに沸かせた。

人気があるのも納得です。
怪我をまたしそうな危ない相撲なんだけど、
宇良は委細お構いなしだ。
かえって横綱照ノ富士が最後押し出したあと
宇良の怪我を気遣っていた。
横綱自身も怪我には泣かされているので
ああいう気持になったのだと思う。
激闘の末にあの優しさ、さすがです。

*******

珍しく中日前に大関どうしの対戦が組まれた。
14日目あたりが普通なのに。
あ、大関どうしではなかった。
大関と関脇だった。
結果は霧島の立ち合い一発のはたきが決まり
あっけない幕切れ。
豊昇龍は昨日、宇良を一気に押し出したのとは
まるで別人のような気のない立ち合いだった。

2024年7月19日 (金)

大相撲 今日は大熱戦

今日の大相撲は迫力がありました。

土俵下に落ちる相撲は肉弾が飛んで来るようで
見ているだけでも恐いのだけど
飛んで行く先に圧倒的な確率で勝負審判の
親方がいる。そばに座っている観客がその
巻き添えになる不幸もたまにありますが
親方や行司さんが災難にある事が多いです。

意地悪で、高見盛を狙っている、という話が
あって、それは冗談でしょうが
人のいい高見盛だけに本当の話かもと思ったくらい、
土俵下の親方衆にぶつかる場面が多いです。

*****

宇良と取り直した豊昇龍はいつもの顔で口を「へ」
の字にして息は全然あがっていなかった。
憎まれ役がいると面白い。
私はふてぶてしい豊昇龍が大好きなのです。

*****

霧島は体のどこか痛めているのではないか。覇気がない。

*****

幕下の長内(おさない)は「もぐる」相撲だから
首を痛めて病院へ向かったのは、痛い!
平気で3分、4分の長い相撲をとる特徴を持った
力士で、見るのが楽しみだったのだけど
炎鵬と同じで少し復帰まで時間が必要かも知れない。

2024年7月18日 (木)

生田目の左膝の怪我

左膝を負傷した生田目は可哀想。
明日の相手は白鷹山だ。
正面に立つと圧力で負ける。
体調が万全でない生田目に勝機があるなら
横に回って横から攻めるしかない感じがする。
それも機敏に。
でもあの膝ではなぁ。
今日も伯桜鵬に引かれてあっけなく
前にばったり両手をついた。

若雅も張り手で気を失い
うつぶせで土俵で動かなくなった。
張り手で脳が動いたんだ。
呼出が土俵にげんなおしの塩をまいた。
二子山部屋はお祓いをしたほうがいいんじゃない。

*******

「目は口ほどにものを言う」とは言いますが
「鼻は口ほどに」とは言いません。
この違いは何なのか。目は不思議だ。

金峰山は初日が出ないので苛ついている。
勝負に負けた後、一瞬、相手の王鵬を
睨みつけたのだろう。
感情を表に見せない王鵬が珍しく睨み返して
殺伐となった。

******

私は豊昇龍が土俵下で出番を待つ間、
土俵上の相撲を腕組みをして見ている目が
実は好きなのです。
目が口ほどにものを言っていない!
何を考えて、いつか相手になるであろう
番付が近い力士たちの勝負を見ているのか?

無表情で土俵の相撲を見る、あの目が好きだわ。

2024年7月17日 (水)

不甲斐ない大関

豊昇龍は相撲に集中力がない。どこか上の空。
対戦相手のまわしをつかんで
休まず動きながら投げをうてば強いのだけど。

霧島は思わぬ負け方をする。
そんな時は本当にもろい。
大関に返り咲くには10勝が必要だけど
早くも黄色信号が点滅し始めた。

貴景勝は暴走トラックみたいなもので
小回りが全くきかない。

横綱は押し相撲で一気に前に出る相撲が
とれる間は勝ち続けると思う。
問題は小兵力士に早い動きで左右にふられた時です。
両ひざが悲鳴をあげる相撲ですね。

朝乃山は高安に続き休場かも知れない。
人気力士の休場は場所が寂しくなるなぁ。
生田目も古傷の左膝をやった気がする。たぶん
今場所の出場は無理でしょう。休んだ方がいい。

幕内の向こう正面で解説の荒磯親方は
要するに、語彙が豊富なのだ。
ひとつの事を色んな方向から解説する力がある。
スラスラとよどみなくね。頭の回転が早い。
他の親方で対抗できるのは芝田山親方くらいかな。
スィーツ親方の大乃国。舞の海もかなわない。

昨日、炎鵬に初日が出て、嬉しいです。

2024年7月16日 (火)

大相撲 名古屋場所3日目 砂かぶりのお客

向こう正面の2列目に
烏帽子、陣羽織を着た人がいて
朝乃山も
時計審判も
呼び出しさんも
そちらをチラチラ見て
気になって仕方がない。

もう一人は西の1列目に
涼しい水色の浴衣に
白地に水色絵柄のうちわを
ヒザに立てたまま動かさない女の人がいて
こちらも気になって仕方がなかった。
朝顔みたいなたたずまいで。美的な女子でした。

*******

貴景勝は大関カド番で今日負けていよいよ苦しい。

横綱照ノ富士はどこかで1敗してからが
勝負だと思う。

「相手はビビってる」だから、はたいたのだ。
玉鷲の敗北後のコメント。
実況アナ、解説の大乃国の芝田山親方
言葉がみつからず2人とも無言。
何を言ってもどちらかを贔屓するようで不適切に
なると思ったのだろう。玉鷲クラスの
ベテランでなければ出来ないコメントだ。
面白い。「俺の強烈な押し相撲にビビリやがった」

琴櫻の時間でのルーティーンである
仁王のような表情。わたし、あれ嫌い。
とってつけたような。
何も観客にむけてそんなけわしい顔を
突然やらなくても、と思う。
私は、力士は基本、勝っても負けても
無表情なのが好き。勝負師は感情を外に出しては
損だと思う。遠藤みたいなのがいい。

2024年7月15日 (月)

大相撲  炎鵬 気迫で復活する

今日は何と言っても序の口で
周囲の心配をよそにファン待望の復活を
とげた炎鵬だろう。

医者からは「今度やったら車イス生活になる」
と忠告されても石浦のように引退はせず
リハビリを続けて現役を続行
番付は序の口まで下げてしまった。

今日、久しぶりの一番では大学出身の若手に
立ち合いを頭からいったらしい。

リプレーを観ると炎鵬らしく土俵をまるく
使って動きの良い相撲だった。
残念ながら勝てなかったけど、
本人は取り組みのあと、嬉しさに感極まり
涙ぐんでいたそうだ。

患部が首だからね。
力士には致命的なんだ。
それでも頭からいった所に炎鵬の
並々ならない決意を感じます。
どうか無事で長く相撲をとって欲しい。
とにかく無事で。

2024年7月14日 (日)

大相撲 名古屋場所 初日

豊昇龍は体力もあり、四つに組んでも相撲が
とれる熱海富士を相手にモンゴル力士特有の
足技をからめた投げにこだわりすぎたと思う。

高安は初日からまた胸の筋肉を傷めたみたいで
ついていない。

横綱は勝って良かった。

目を痛めたおおのしょう
相撲は目を痛めやすいスポーツの上位なのではないか。
ボクシング、サッカー、バスケット、アメフトなどと
並んで。

琴櫻は腰が高い!そのせいか相撲が雑に見える。

*******

北の富士は声に力がなくて、少し心配だ。
相撲界の訃報がこうも続くとなおさら心配になる。
北の富士とはテレビを通して長い付き合いだもんなぁ。

*****

生田目は初十両で、所作を間違えたり、とても
可愛かった。狼雅が教えてあげなかったのだろうか。
本場所まで時間はたっぷりあったのに。

對馬洋は碧山の得意技にまんまと乗ってしまった。
初日勝てずに残念。また苦しい場所になりそうだ。

2024年7月13日 (土)

「どすこい研」 14日目の魅力

いよいよ始まります。
力士にとっては長い15日間。
ファンにとっては、あっという間の。

「どすこい研」で昔の映像を観ていると
立ち合いでみんな手をつかない。

たぶん
その代りに「待った」が少なかったと思う。
記憶にない私のタダの感じですが。
そんな気がする。
お互いに息を合わせようとしてたら
立ち遅れますもんね。

14日目が何か特別な日だとしたら、それは単純に
あと2日で終わりだからというので
全力でやる事じゃないかなぁ。

相撲が一番面白いのは初日だと思う。
こちらも勝ちたい一心でやりますから。
初日に勝つのと、負けるのでは、大違いです。
だから面白い相撲の連続です。

2024年7月 9日 (火)

琴櫻 ひとりごと

偉大な祖父である「琴櫻」のしこ名を
受け継ぐについては正直迷いが
ありました。
父のしこ名である「琴ノ若」に愛着が
ありましたし、「琴櫻」の名前を
汚すような相撲をとってはいけないという
プレッシャーもありました。

でも似た境遇の黒姫山も偉大なしこ名を
継承して臆することなく少しづつ
ではありますが、いい相撲をとるように
なっています。

彼を見習って自分も挑戦すべきなのでは
ないか。そう思えるようになりました。
「琴櫻」襲名を決断しました。

それと
「琴ノ若」というしこ名が
不祥事を起こして、八角理事長が
目を三角にして叱ったらしい「北の若」と
しこ名をよく間違えられるのが嫌だったのも
理由のひとつでした。

注(時系列に多少の間違いあり。
  そこは広い気持で、蒙御免)

2024年7月 7日 (日)

大相撲 休場力士が多すぎる

先場所のように人気力士の休場が多いと
場所の盛り上がりがなくなる気がする。

次の場所が迫って来ていますが
先場所に休場した力士の怪我の回復は
どの程度なんだろうか。
人気力士が多かっただけにね
余計に心配だ。
やはり休場は場所がさびれるよね。
活気がなくなります。

聞く所によると
稽古場では場所と同じか、それ以上の
激しさで相撲をとるらしい。
だから稽古場での怪我が結構多い。
何とかならないかと思うけど、どうにもならない。

突然ですが、
高安の怪我は治りましたか。
「いい星勘定まで行くのに優勝できない不運な
力士」のイメージがある高安。
取りこぼしをのぞけば、一番強いと思うのだけど。
怪我が多い。
「高安のあれが見てみたい」とは
不思議なくらい実現しませんね。

*******

大きなお世話だけど、高安を見るたびに
「体毛」を剃ってみたくなる。
剃りがいがあるだろうなぁ。うずうずするんだけど。
特に背中のあたり。

2024年7月 6日 (土)

尊富士(たけるふじ)は怪我を治して万全かも

尊富士が怪我を治して出場してくるなら
あの強烈な電車道相撲の対策が必要だ。
立ち合いと同時に岩石の塊みたいなのが
ぶつかって来る。

まともに受けていたら15戦全勝されてしまう。

考えられる対応策は立ち合いのするどい「変化」
でしょうかねぇ。
本物の路面電車でもポイントの切り替え場所では
電車はスピードをゆるめます。

尊富士だって相手が変化すれば出足のスピードが
落ちると思う。
その代り、変化について来られたら
目も当てられない無残な敗北しか待っていませんが。
そこは一か八かの勝負です。
どうせまともにやったら電車道ですから。

それも1人の力士では効果は少なくて
「協力」するではないですが、5人ぐらいがね
「変化」もある所を見せれば、
いかな尊富士でも用心して立ち合いの出足が
鈍ると思う。少し考えさせないと。
迷いなく毎度電車道をさせていたら
それこそ15戦全勝もあります。

**********

「変化」でひとつ。

誰だったか忘れましたが
立ち合いで相手力士に「変化」されましてね
でも何とか「おっととと」でのこしたのですが
再び相手に向かって突進したら
また、「変化」されて、結局その日は
相手力士に触れることなく
直線で言えば、まっすぐ行って、直角に曲がり
また直線で土俵の外に飛び出しました。
相手力士も何もしない。ただのひとり相撲に
なりました。

朝おきて、ごはん食べて、電車で場所入りして
まわしをつけて、準備運動を念入りにやって

相撲は結局ひとりで土俵を直角にバタバタして
土俵下にころげ落ちた訳で。
一体何しに場所に来たのか。
私だったら不完全燃焼で自己嫌悪になると思う。
そんな相撲がありました。

2024年7月 5日 (金)

横綱 輪島の腰の構え(なつかしい)

豊昇龍が相手力士に攻め立てられて
防戦一方になった時の、腰の構えが
輪島に似ていると思う時がある。

体幹が強いのだと思う。
相手の攻めを腰を落として
びくともせずにこらえたあと
しぶとくのこしてスキをとらえて
反撃に転じて投げで勝つ。

力量は輪島が上だが
防御の姿勢と逆転のなげの強さは
豊昇龍の相撲っぷりは全盛期の
輪島の相撲にとても似ている。

*********

昨日に書いた相撲の疑問に追加です。
取り組みの最中に髷をつかんだら
反則負けですが
ありそうな話で、鼻の穴に指が入り
勝利したらどうなるのだろう。
やはり反則負けかなぁ。耳を引っ張るとか。
もちろん故意ではなく相撲の流れでそうなれば。

2024年7月 4日 (木)

大相撲 ささやかな疑問(ごく一部)

① 土俵際ですでに勝負あったのに
  白鵬がよくやっていた「だめを押す」
  行為は危険でもあり、力士生命をも
  おかしかねない大怪我につながる行為
  だからすかさず「物言い」をつけて
  「髷取り」と同じ扱いで失格にすべきでは。

② 仕切り線や土俵の俵は何故
  ずれたり、はげたりしないのだろうか。
  
  土俵はよく見ると側面がひび割れしている。
  過去に崩れた事はないのだろうか。

③ 天井のテレビカメラは落下したら大変。
  4面LEDディスプレイを設置する案もあるけど。

④ 制限時間になって塩取りして土俵に入れば、
  そのあと用事を思い出し
  土俵を出ると即負けになる。
  引退した栃ノ心みたいに最後の塩取りに
  急いで行ってもし、つまずいて
  塩やおけを蹴散らして、土俵を落ちて
  ついでに呼び出しさんを押し倒したら
  これは負けになるのかなぁ。相手は不戦勝に。

2024年7月 3日 (水)

大相撲中継の実況アナに「お願い」

大相撲中継では
画面左上にこれから対戦する両者の
しこ名が書かれており非常に分かりやすい。

ところがこの文字は時間になり最後の塩に
分れる時に、消えてしまいます。
私なんかみたいな相撲好きなら
この段階でも両力士の区別がハッキリと
ついております、が、

カメラが東かた力士を映したかと思えば
西かた力士に切り替えたりされますと

実況アナのコメントがどちらの力士を
さしているのか、分からなくなる瞬間があるのです。

その時に限って、「え、何?」と興味をひかれる事を
おっしゃる。時間がないのに。カメラが東、西と
右往左往する時に。しこ名の文字は消えている。

これは改善の余地があるとよく感じます。
カメラが映しているほうの力士のエピソードなのか
或は別の力士の話なのか。
あれあれと思っているあいだに相撲は終わってしまう。
で、さっきの話はどうなったのか、何だったのか、
永久に謎となってしまうのです。

「月曜から夜更かし」に天才少年あらわるの話として
その子は幕内力士の顔と名前を完全に暗記していました。
力士の写真は正面からのもので、
似た顔ばかりで区別が難しい。それを間違いなく当てる
のだから、あの子は天才かも知れないと思いました。

力士は体型や顔で見分けるのは難しい場合がよくある。
非常に似た2人が土俵上の時があります。
それを見分ける工夫はないものか、という事と、
画面左上のしこ名の文字が消えてから
慌ただしく面白い話は始めるのはやめて下さい。
そう言いたいです。以上。

2024年7月 2日 (火)

(続)力士のルーティーン

昨日の続き「ルーティーン」は是か非か。

熱海富士が大関豊昇龍と対戦したとき
最後の仕切りで、大関を待たせて
ルーティーンをやってた。

反復横跳びみたいなね。
以前は伯桜鵬がやっていたのに
いつの間にか熱海富士がやっているやつ。

大関はそれが終わるまで土俵上で待っているのだ。
私はこれは大関に対して失礼だと思う。

待たされる大関は不愉快だと思う。
いっそ腰に両手をあてて休めの姿勢で
無言の怒りを示せばいいのに。
「いつまで待たせるんだ!」てね。

*******

熱海富士と北勝富士(ほくとふじ)は
同じ部屋なのかなぁ。
同部屋対決はなしだから、どうなんだろ。
ルーティーンが激しい2人がもし対戦したら
観光の外国人は思うに違いない。
外国人観光客「あれは何をやっているのですか?」

「戦い前の儀式みたいなものです」

外国人「ああ、オールブラックスのハカですね」
「と言うよりか、
 おのれを奮い立たせつつの、
 自己アピールだと思います」

*********

塩まきの若秩父(わかちちぶ)と
ガマガエル仕切りの大麒麟(だいきりん)と
どちらが先輩後輩なんだろ。
ルーティーンの始まりはこの2人だよたぶん。

2024年7月 1日 (月)

大相撲の力士にルーティーンは必要か?

ルーティーンが花盛りの相撲界。

苦々しく思っている親方衆も多い。

北の富士は「見苦しいからやめろ」と
テレビの解説で叱りとばした。
本人には直接は聞こえないけど
「チッ!」てなもんでしょう。

元旭富士の伊勢ケ浜親方は
熱海富士が優勝争いをやっている時
「ルーティーンが多すぎるね」と
半ば恥ずかしそうに弟子を解説していた。

「ルーティーン」つまり「キャラ作り」だよね。
塩まきくらいはいいですが
照強や天空海(あくあ)みたいにね。
でもやりすぎると見るのがつらくなる。
嫌味に見えてくる。
このへんのさじ加減が難しい。

先輩力士を考えると、このキャラ作りは誰が
最初なのか。
ガマみたいな仕切りで人気だった大麒麟かなぁ。
他に誰かいましたか?

北の富士はしない、大鵬もしない、栃の海は
覚えていない、大内山、以下記憶がないので
省略。やはり大麒麟が最初の気がする。

横綱になると協会から「横綱は威厳を持って
動きをゆっくり」という指導はあるけどね。
今なら若元春なんか所作はすでに横綱だ。

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野球だと長嶋茂雄の一塁への送球だよね。
投げた腕をおろさずに一塁方向に残したまま
ファインプレーの余韻を残すやつ。

ライオンズの竹ノ内の変則打法は
あれは単なる打撃フォームだから
キャラ作りのくくりからは除外。
メジャーのバグウェルの大股開き打法や
野茂のトルネードも除外。

イチローのは、あれはキャラ作りの臭いがする。
アメリカ球界では投手を侮辱しているとか
威嚇しているとか、評判が悪かった。

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ルーティーンの意味を広げてキャラ作りで
話しています。

芸能界だと、あのちゃんが成功例だよな。
今の所、希有な成功者だ。

ネットだと、ゆのんちゃんかなぁ。
大ちゃんマンが邪魔してる。
ゆのんちゃんは炎上コメントに口撃してるけど
理屈じゃないんだ、ファン心理は気持の問題だから。

AKB秋元康の「アイドルは恋愛禁止」は当たってる。
一応本人の行状は棚に上げて考えると
アイドルはみんなのもの、これは当たってた。
惜しいな、ゆのんちゃん、いいキャラなのに。
盛り返すかな。

吉本新喜劇なんて全部のギャグがキャラ作り。
舞台に出るたびにルーティーン。

かなり脱線しました。
北勝富士や熱海富士のルーティーンは、
どう考えてもやりすぎだと思う。

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